凪という名は母が付けたものだ。父親の分からない娘がどうか穏やかな人生を送ることができますように。
そんな願いを込めて付けられた名。それは凪自身の願いでもあった。静かに穏やかに。それだけを願って鬼使いの一族である宮藤家の片隅で息を潜めるように
生きてきた。
だが、一人の男の出現でその願いはあっけなく打ち砕かれる。
貴島要。竜を統べる一族の長は『欲しいのは俺の子を産む宮藤の血を継ぐ者だ』と言い放ち、宮藤の家から凪を攫うように連れ出した。
現代?異世界?ジャンルはよく分かりませんが、切な系ラブストーリーを目指します。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-02 09:48:15
314669文字
会話率:22%
地味な私にも変わらない態度の貴方に恋をした。眼鏡の奥の瞳に私を映して欲しい。私は貴方と大人の恋がしたい。
私は誰かに甘えたかったのかもしれない_____
端正な顔立ちから学生時代に嫌な経験をした馨は、分厚い眼鏡をかけ長い前髪で顔を隠し
ひたすら地味子として会社に勤める。
小さな嫌がらせを受けながらも平穏な日々。 それだけで良かったはずなのに___
彼の何気ない一言で私の中で眠っていた何かが目覚める____
恋がいつも綺麗だとは限らない。
大人しめ美人が、長い片思いを捨てきれずにいる年下眼鏡男子相手に奮闘する、ジレジレ切な系オフィスラブ
灘川 馨(なだがわ かおる) 25歳 168㎝
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吉無田 太輔(よしむた たいすけ) 23歳 175㎝
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-29 05:00:00
2266文字
会話率:15%
某私立高校の芸能科に通う高校3年のシュウは、二つ年上でカリスマモデルの姉と同居している。彼はもう大分前から姉の理世を女として見ていた。それを知って知らずか、ことあるごとに弟を挑発し、あげくのはてに「抱いて」と迫る美しい姉。しかし、シュウには
どうしても彼女を抱けない理由があった――※少し切な系を目指してみました。前半はストーリー進行中心、ベッドシーンは後半に固まってます。注)死にません。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-27 21:42:17
78275文字
会話率:17%
雨嫌いで他人に対して何処か距離を置く少年、翔は梅雨シーズンの最中、ある公園で雨にずぶ濡れになっている一人の美青年に出会う。それから翔はその青年が気になる。青年の切ない瞳、憂いのある、何処か陰りのあるその青年に恋慕を抱くようになった。
最終更新:2009-07-12 00:34:13
28909文字
会話率:22%