高校二年の夏休み。
とある地方に住む少年、海里(かいり)は冷凍食品加工工場でアルバイトに励んでいた。
二十四時間休みなしの現場はそれなりに忙しくて、数百人が働くその中で一人がふと消えても誰も気づきはしない。
「高校生、またもたなくて帰
ったのか?」
そんな程度の認識だ。
その日はマイナス10度以下の冷凍庫内作業だった。
一人で任された食品庫はあまりにも天井が高くて、いきなり崩壊するなんて‥‥‥。
大量の冷凍食品のケースの下敷きになって意識を失いかけた時、海里はある少年に助けられる。
甘い香りに暖かい人肌、そして、真紅の何か。
覚えているのはそれとー‥‥‥人には言えない、男子特有のあれが暖かかったこと。
そして、助け出されたあと。
海里はその少年を探すが彼は存在しない、少年だった――。
アルファポリス、でも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-29 07:00:00
16217文字
会話率:18%
ずっと結婚がしたかった夏奈(なな)はある日、運命的な出会いをする。
最初は上手くいっていた結婚生活はだんだんと崩れていき、
夏奈は夫を愛しているのか憎んでいるのか分からなくなってくる。
次第に憎しみが愛に勝るようになり、ついに夏奈は夫に手を
かける。
それなのに......。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-09 10:30:21
70245文字
会話率:28%
「暑い日は…そうだ、あのアイスを食べよう」ある夏の日、"俺"はそう思いつき、自宅の巨大冷凍庫に安置してある五つの箱へと足を向かわせた。箱の中で眠るのは、アイス人形の『アイスさん』。そして俺は一通り眺めた後、好みのアイス
さんの蓋を開けた―………
※加筆修正しました。
※…サクッと軽い気持ちでどうぞ。全て…勢いと妄想です。加筆修正していて、何かが弾けたです?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-13 14:56:24
6364文字
会話率:45%
高校生の時に、大切な出会いがあった。
尚吾と、芽衣子。
俺は二人が大好きだった。尚吾は一生の友人だし、芽衣子は大切な彼女だ。
俺のだーいじな二人だ。
☆多角関係、人が死にます。ドロドロしてます。
最終更新:2014-11-01 15:33:40
8459文字
会話率:13%