ある日仕事を理由に実家に寄りつかなかった公爵家長男のエドワードはふと実家からの手紙を読んだ。
そこには彼が大切にしていた妹のことが書かれていた。
手紙に書いてあることは本当なのかとエドワードは慌てて実家である公爵家に戻った。
そこで
見たのは目は開いているのにまるでここに心はいない心が壊れた妹アリスの姿だった。
顔をのぞいても消して目が合わず反応はほぼない状態だった。
エドワードは何故こんなことになったのかと嘆いた。
そして、調べの途中で一人の令嬢の名前が挙がる。
子爵令嬢マーガレットの名前が…。
エドワードは決めた、この女を妹と同じ目に遭わせてやると!
そう、妹と同じく心を壊してやると決めたのだ。
…だが、エドワードはこの時怒りで我を忘れ気づいていなかった、調査はまだ調査途中だったことを…。
そう、エドワードが妹の敵認定した令嬢がまさかのひとちがいだったということを
早とちりし勘違いで怒りの矛先をマーガレットに向けた後でエドワードが真実を知ったときにはすでに最初にエドワードが望んだ通りマーガレットの心は壊れてしまっていた。
勘違いでした、ではすまない事態にエドワードは困惑するが…
誰が悪いのか?どこですれ違ったのか?
妹を溺愛する兄がとった行動のお話。
残酷な描写があります、苦手な方は回れ右!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 20:00:00
4301文字
会話率:33%
皆川 真以子(みなかわ まいこ)は営業先で高校時代に胸を焦がした須貝 将隼(すがい まさはや)と再会する。"これは彼の報復なんだ……。" 過去の因縁によって生じた思いは従順な償い。そうして二人の気持ちは噛み合わないまま、
関係だけが深まっていく。"キャンパス2"の名脇役二人が登場します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-08 20:00:00
38848文字
会話率:43%
国王ゼルギウス・フォン・フェーレンシルト。彼の侍女ラウラ・ローゼンハイン。彼と彼女をつなぐのは、忠義や信頼ではなく、憎しみと償い。
◆とはいえ普段の会話はほぼ掛け合い漫才です。主人公(侍女)のRシーンは今のところありません。
最終更新:2014-11-10 06:00:00
45392文字
会話率:48%