ある日仕事を理由に実家に寄りつかなかった公爵家長男のエドワードはふと実家からの手紙を読んだ。
そこには彼が大切にしていた妹のことが書かれていた。
手紙に書いてあることは本当なのかとエドワードは慌てて実家である公爵家に戻った。
そこで
見たのは目は開いているのにまるでここに心はいない心が壊れた妹アリスの姿だった。
顔をのぞいても消して目が合わず反応はほぼない状態だった。
エドワードは何故こんなことになったのかと嘆いた。
そして、調べの途中で一人の令嬢の名前が挙がる。
子爵令嬢マーガレットの名前が…。
エドワードは決めた、この女を妹と同じ目に遭わせてやると!
そう、妹と同じく心を壊してやると決めたのだ。
…だが、エドワードはこの時怒りで我を忘れ気づいていなかった、調査はまだ調査途中だったことを…。
そう、エドワードが妹の敵認定した令嬢がまさかのひとちがいだったということを
早とちりし勘違いで怒りの矛先をマーガレットに向けた後でエドワードが真実を知ったときにはすでに最初にエドワードが望んだ通りマーガレットの心は壊れてしまっていた。
勘違いでした、ではすまない事態にエドワードは困惑するが…
誰が悪いのか?どこですれ違ったのか?
妹を溺愛する兄がとった行動のお話。
残酷な描写があります、苦手な方は回れ右!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 20:00:00
4301文字
会話率:33%