宵闇のなか
男の孤独に、巫女の「まじない」がかけられる――
時代小説としては柔らかめ、おとなのためのおとぎ話のようなものです。
春の夜の無聊にいかがでしょう。残虐描写なし・冒頭、時代小説なりの官能描写あり・和風/中世日本風ファンタジーです。
ちょっと色っぽい夜伽話
それほど長いお話ではありません
それほどえぐみは無いです
どうぞ寄っていらして下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 23:55:15
6287文字
会話率:13%
なんちゃって中世日本風BL。勢いで書いているので細かいことは気にしない。
バッドエンドの匂いがする。
【あらすじ・・・城主の愛人となった公家の女には、幼い一人の連れ子がいた。雪のように白い肌から、その子は「雪の君」と呼ばれるようになる。
城主と正室の間には、巌根(いわね)という男子がいた。巌根は一歳違いの雪の君を「兄上」と慕って会いに行くようになる。
しかし母である正室から「雪の君を虐めよ」と命じられ、気の進まないまま母の言うとおり雪の君を泣かせてしまう。その美しい泣き顔を見たことから、巌根の中で何かが狂っていき・・・巌根×雪の君】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-30 12:05:18
12311文字
会話率:31%
暗にカルラとの関係を責める、ラゴラは意地が悪い。
亞夫は彼の手を振り払おうとした。
しかし、彼の手はいっそうの強さで腕を締め上げてくる。
「さっきから何? カルラとのことは昔からじゃない。きみはぼくたちとずっと一緒だった。今さら遠回しに
皮肉を言ってどうしたいの」
「ずっと一緒ね。そうやって開き直るところは、あまり好きではありませんね」
「きみに好かれようと思って生きているわけじゃない。理解されようとも思っていないよ」
閉ざされた工房で繰り広げられる、弟子達とその師匠の、淫靡な関係と、彼らを取り巻く社会に寄り添う生と死を書いた「カルラシリーズ」16話目。
弟子二人と背徳の関係を続ける、罪悪感にまみれる師匠の懊悩。
性描写を含みます。
この話は「爛壊書簡」(http://rankai.sakura.ne.jp/top.html)に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-08 02:59:04
4800文字
会話率:27%