女神から、奴隷として、黒神という少年を与えられた勇者アスランは、彼を愛するようになった。
しかし、黒神の毒を抜く役目を終えたアスランは、黒神から引き離された。
諦めきれないアスランは、人間として生きる黒神としての記憶がないトウカを探し出し、
どうにか閉じ込めようと画策していく。
聖人君子として神父の皮を被り、人として生きる黒神を、執念で探しだし、閉じ込めようとするヤンデレ神父と逃げられない少年の物語。
読んでいて、もやもやとした後味の悪いヤンデレを目指しています。
短編『神様のあまやどり』の続編になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-11 07:00:00
75773文字
会話率:32%
★一迅社メリッサさまより書籍化していただきます。2020/06/01発売予定です★ 吸血鬼と人間が仲良く共存する王国でのお話。たった一人を愛し、その血に生涯執着する体質の吸血鬼レイと、その対象(番い)になってしまった伯爵令嬢クラリスのラブス
トーリーです。
※R18シーンは9話より、以降予告なく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-10 19:00:00
159613文字
会話率:24%
◆月光逢詩(げっこうおうか)◆
いつか出逢える王子様を夢見て……いたのに?
全てにおいて未経験の純情淫魔レヴィは、乙女の純潔(?)を守り、『思い出の王子様』の来訪を待ちわびていた。
だがレヴィの前へ現れたのは王子ではなく、魔族討伐の依
頼を受けた闇(病み)属性神父ゲイルだった。
王子様を探すため、ゲイルの旅への同行を決意したレヴィ。
だが連れて行かれたのは娼館。そして即刻のクビ。
王子を想うが故に空回るレヴィと、愚鈍な言動へ容赦ない仕打ちを繰り返すゲイル。
主張も存在も何もかもが噛み合わない二人の出逢いは、様々な運命の歯車を回し始める。
その先に待ち受けるのは、終焉か再生か ―― 。
箱入り純情淫魔レヴィと、世界の終焉を望む冷酷神父ゲイルによる、すれ違いラブコメディ・バロックファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-22 14:19:44
651289文字
会話率:38%