《TL短編集》
六人のヴァンパイアの女の子が、ハンターに捕まってしまい、それぞれ狂った溺愛に溶かされていくだけのお話。
短編形式で綴っていきます。
各カップル四章構成。ただし、章ごとはあまりつながっていません。とぎれとぎれのお話ですが
、それぞれの章に性描写を入れてます。
*作者がずっと書きたかったヴァンパイアハンター×ヴァンパイアです。当作品はエロ要素しかほぼありません(当社比)
*アルファポリスにも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-23 16:57:36
2432文字
会話率:36%
綾瀬立花は学園に入学して数か月で、みんなの憧れの的になった。
おっとりとした整った顔、腰までまっすぐに伸びた黒髪、身長はそう高くないが無駄な肉の少ない細身、誰にでも優しく落ち着いた性格、気品に満ちた立ち振る舞い、どこを取っても美しい立花が人
気にならないわけがなかった。
それは恋愛の対象としても同じで、性別も学年も問わず、立花を想う人は少なくない。
そんな立花も悩みがあり、その悩みをきっかけに別のクラスの女の子、藤野咲と出会った。
交流はほぼ無かったにもかかわらずなぜか二人は強く惹かれ合い、恋人ではないものの、えっちな関係を始めることとなった。
だが、その時立花は知らなかった。咲の本性はかなりの変態だということを。
サブタイトルに「X」が付いてるのがエロシーンです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-22 22:04:38
84662文字
会話率:37%
お馬鹿なアラサー大河内さんは馬鹿ゆえに賢い人に憧れている。
ある日、色々あって後輩の鶯谷君と飲みに行くことになったことから始まるラブコメ。
※なろう通常で本編完結してます。
ほぼ内容は変わりませんが、なろう通常の現実恋愛が男性向けが多いこ
とからこちらにもあげてみることにしました。
本編終了後の続きはこちらでUP予定。
※6/24 鴬谷君sideの話開始。
※7/08 通常でも鴬谷君sideを上げることにしたので、区別する為こちらでは明確な性描写(行為のシーン)を入れることにしました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-21 09:49:26
46659文字
会話率:28%
「続いてのニュースです。
昨日未明に国道…線にて事故が発生しました。
警察は乗用車がバスに追突したとみて捜査をしています。
尚、バスの搭乗者には複数人いましたが未だに目覚めていないとのことです。
乗用車には父親と母親とその子どもとみ
られる三人が―――」
無機質な病室の中でテレビの声と心電図モニタのアラーム音だけが響いていた
基本は二人の会話で成り立っている小説です
場面展開はほぼなく全て終わった後で振り返っているだけです
近くに座っていた傍聴者のような気分で読んでください
これは実際に起きたことではありません
この小説はフィクションです、実在の人物や団体などとは関係ありません
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-18 01:52:45
10017文字
会話率:78%
絶対に宰相閣下と結婚したい女王陛下が口説いたり誘惑したりいろいろ頑張るお話。
タイトルまま。
特に波乱もなくくっつきます。
性描写は三日目夜までありません。
※三日目夜が長くなったので3分割。2は濃いめのキスシーン、3がほぼ性描写のみです
※twitterで連載していたものをまとめたものです
後日談は一話完結型で気まぐれに更新。予告なく性描写が入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-16 00:50:41
76689文字
会話率:46%
魔女の森に入り込んだ青年が、魔女と過ごしたいと願う話。
注意:ヒーローとヒロインの視点は話ごとに変わります。
表紙デザインは七篠りこ様、ウメ仙人様のコラボです♪
2021/5/27アマゾナイトノベルズより電子書籍化。本編はほぼ変わりな
いですが、〇〇視点の小話を追加しています♪
エブリスタにも掲載。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-14 12:00:00
73226文字
会話率:38%
ある芸術系の学校に、部員をモデルにヌードデッサンをしているサークルがあります。
その新年度の最初の部会での部長のあいさつです。
2年前に初めてモデルをしたときにとんでもない目にあいましたが、その後、改善して今に至っています。
同名の短編
を、分割して連載形式に変えただけでほぼ同じ内容です。
短編としては長すぎるとのアドバイスをいただいたので直してみました。
本文を整理して、あとがきに参考情報を加えてみました。
短編は以前、別のところに投稿したものです。
このお話はフィクションですが、
美術モデルの本人が、実体験を書いているブログがありました。
始めたきっかけ、最初のときのようすなどが書いてあります。
まさみんの部屋
http://masamintan.hatenablog.com/
ヌードモデルの体験談、で検索するといろいろ出てきますが、創作と思われるものばかりです。
上記のは、実話と思われます。
タイトルに * とあるものは、後書きに参考資料をつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-12 00:00:00
28779文字
会話率:2%
ある芸術系の学校に、部員をモデルにヌードデッサンをしているサークルがあります。
その新年度の最初の部会での部長のあいさつです。
2年前に初めてモデルをしたときにとんでもない目にあいましたが、その後、改善して今に至っています。
ほぼ同じ内容
を、「部員をモデルにヌードデッサン(改)」に移動しました。
https://novel18.syosetu.com/n4971fo/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-02 09:00:00
292文字
会話率:0%
もうだめ…これ以上は無理だよ…何度そう言っても、幼い頃から知る年下の恋人・クートは聞く耳も持たず、悪戯な口付けと愛撫を止めてくれない。そしてその長く形良い指にいやらしく蕩けた肉穴を広げられながら、ついに再び下から突き上げてきた容赦ない熱に、
慧は啜り泣いた―― 幼馴染の年下×年上カップルが、散々やりまくった後に、更にねちねちとイチャイチャしてるだけの話です。
いつもの如く、書きたい所だけ書き出したので、いきなり始まって、急に終わります。また、軽くですが、『おもらし表現』『♡喘ぎ』『子宮発言』がございます。苦手な方には大変申し訳ないので、今の内に回避をお願い致します。
エロ成分も薄く、ストーリーはほぼ皆無なので、数分の暇な時間を潰す為のツールとしてご利用いただくのが一番かもしれません。また、素人がネタを必死に捏ね繰り回して書き綴った乱文です、なにとぞ温かい目でご覧いただけますと幸いです。
*この作品は、他サイトにも同名義で掲載しています(こちらに転載する際、キャラ名や文章など多少変更・修正しております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-10 18:00:00
5103文字
会話率:21%
あの抗争の後、激しい怪我の痛みに魘されながら目を覚ました祐樹の目の前にいたのは、父のように慕っていたあの人ではなく、憎しみの対象でしかなかった敵のボスである嘉織だった。だがそんな男に怪我が治りきる前に激しく抱かれ、それに懸命に抗いながらも、
無残にいつしか時は流れて―― …という背景のもと、その後の書きたい一部分だけ書きましたすみません…; 前に上げさせていただいたアホエロ「×××Sex Poisoning×××」と同設定ですが、話は繋がってないので、短編として別に上げさせていただきます。受けが若干Mっぽく、攻めが若干Sっぽいかもしれません。言葉責め程度ですが;
【ご注意】常の如くの文章崩壊、更に書きたいとこだけ書いたので、『挿入まで至ってません』。ただし、『♡喘ぎ』や、若干ではございますが『女性器の名称』など文中に含まれています。苦手な方には大変申し訳ありませんので、このままページは開かずに回避をお願い致します。また、素人がネタを何とか捏ね繰り回してエロを書き綴っただけのブツで、ストーリーはほぼ無いに等しいです。なにとぞ温かい目でご覧いただき、ご理解いただけますと幸いです。
*この作品は、他サイトにも同名義で掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-05 20:00:00
9785文字
会話率:36%
人気モデル・大獅(攻め)と、押しに弱い読モ・恵都(受け)は、秘密のメンズカップル。ある日、二人が付き合う前に元はノンケの恵都が買って観ていたエッチなDVDを大獅に見つけられ、面白半分・遊び半分、電車の中で痴漢ごっこをする事になったのだが……
という話が起点なんですが、いつも通り、書きたいとこだけ書き出した物なので、設定はほぼ関係なく、全然痴漢らしくもない内容になりました…( ;∀;)
【ご注意】文章崩壊、キャラ崩壊、口調崩壊、ストーリー皆無、常の如くです。『♡喘ぎ』、『んほぉ』、『女性器の名称』、『子宮発言』などがちらほら出てきますし、受けの喘ぎ声がやたら長くて(特にスマホからは見づらさMAXだと思います、すみません!)レロレロに呂律回ってないです。苦手な方は申し訳ないのですが、ページを開かず回避していただけましたら幸いです。
*この作品は、他サイトにも同名義で掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-04 00:15:07
4386文字
会話率:35%
神話や童話のBL短編集。
ほぼ性描写ありなので要注意。
最終更新:2019-07-06 13:41:35
470文字
会話率:64%
―― 飲み会で、密かに片想いをしていた後輩君が可愛い彼女と結婚する事になりました。
三十歳を迎えたばかりの莉々乃(わたし)は、心の中で涙しながらヤケ酒を飲んだ。しかも飲んだ上に家に帰ってお風呂に入ろうとし、滑ってお風呂に突っ込み溺死で
ある。目も当てられない。
転生先は異世界――
しかも、転生先の種族が淫魔?!―― リリアナ=アルスマリア(外見年齢 六歳)前世が、会社に行く時以外、ほぼ引きこもりのオタ…… モチロン処女。淫魔的食事は無理っぽい。
『原種』 という特殊な産まれの淫魔らしいけど(本来は美形で成長も早いらしいデス)、その食事が出来ないと淫魔としては落ちこぼれのようだ……。転生チートは無いようです?
素っ裸で森の中―― 小太りのオッサンに前世の名前を名乗ったら、強制の首輪を着けられて『リリノ=チョロノフ』 になりました。どうやら、 私を実子と言う事にして原種の淫魔…… つまりエリートを育成し甘い蜜を吸おうとした模様。所が私は落ちこぼれ、十歳で今までにかかった養育費を返せと借用書を突き付けられた。
リリノ=チョロノフ十八歳。只今借金を返す為、王城で侍女をしています。
※このお話は、落ちこぼれ淫魔の彼女が捕食され、逃げつつ懐いたりしていくお話です※シリアスさんは基本在中していません※R18初挑戦作品です。色々大目に見て頂ければ幸いです。※R18部分には『※』マークが付きます。※暫く、不定期更新となりそうです。申し訳ありません…… ※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-06 10:36:25
256934文字
会話率:24%
好きになるなんて思わなかった。どうしたらいいか、わからない。
___________
始まりは中学生。
【いい子】だったはずの斎藤遊馬(さいとうゆうま)は、少しずつ両親に対する違和感を覚え始めた。イライラが募って仕方がない。だから、
最初はその憂さ晴らしだった。クラスで一番暗くて地味な少年に、意地悪をした。でも知っていけば、苛めたいという気持ちも薄れていった。遊馬はやがて、反抗期を迎え、親の元を飛び出す。行き場をなくした遊馬を拾ってくれたのは――
【いい子】だった釘宮響(くぎみやひびき)は、誤解されやすかった。感情の出し方が下手くそだった。友達もうまくできないし、女の子には怖がられる。でもそれでもよかった。一人で自分を育ててくれる、笑顔の素敵な母がいたから。でも母が事故で死んでしまう。頼れる相手も誰もいなくて、小さな古いアパートの中で響は途方に暮れた。そんな響の元に、同級生が一人、転がり込んできた。かつてはほとんど話したこともなかったような、頭のいい優等生の男の子が――
※R-18描写ほぼありません。心理描写主体です。
※カクヨムにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-03 08:37:46
99307文字
会話率:63%
大国の王都の裏町に両親を失くした主人公は妹と二人で暮らしていた。
人には言えない秘密を抱えた主人公は、目立たない様にひっそりと暮らしていたつもりだったのだが、軍での昇進、それと、ほぼ同時期に行われていた勇者召喚をきっかけとして、否応無しに
表舞台に引き摺り出されることになる。
戦争や謀略に巻き込まれていく主人公。そんな中、ある事件をきっかけに復讐を決意した主人公は、やがて自らが世界を巻き込むようになっていく。
※「なろう」からの移行です。前半のストーリーはほとんど変わりません。
後半がどうなるかは、きっとその時の気分次第。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-02 22:51:10
1338224文字
会話率:72%
遥か昔ーー
中世ヨーロッパ風のとある大国の訳ありな美しい王子と臣下(騎士)の恋物語。
ある日最強だったはずの国王が討たれ王族で唯一生き残った王子が騎士と共に国の奪還を誓う。
ほぼ、国が滅ぼされたシーンのみ。
後半にエロ?な表現あり。
続きを短編か連載で書くかもしれません。
※実在の人物団体等とは一切関係ありません。
※素人投稿のため諸々ご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-29 22:49:06
1716文字
会話率:13%
ノクターンでは初投稿です。
Pixivにも同じものを投稿しております。
獣姦タグを付けてますが、獣人(二足歩行、下半身周りは元の動物とほぼ同じ)です。悪しからずご了承ください。
最終更新:2019-06-28 11:10:38
8339文字
会話率:59%
時は終焉のウェストプリズン【牢獄】時代といわれる、未来の日本…
いつの時代かの暗黒時代と似て異なり、第二の暗黒時代といわれるほど荒んでいる、日本の話。
郊外。外れにいけば荒みきった者たちからの暴力は当たり前の如くに。
騙し、恐喝、薬
物、犯罪、性犯罪も当たり前。
太陽の光も前歴からの温暖化異常気象により、届きにくく、ほぼ一日が薄暗闇の中、稀に晴れる状態の壊れた空間で、人々も壊れ、そして荒んでいった。
誰しもが抱える闇が蔓延(はびこ)る。
もちろん100年前の世界的滅びから、政治界が機能しているわけもなく。世界平和も諦めざる終えない状況に陥った
民衆による、民衆のための、民衆独立国家が成立する世の中であり、そのため未来暦1X年には三つの組織が出来上がっていて、その独裁的三つのエリアが支配権を握る現状世界で生きている若者達の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-26 17:41:58
22194文字
会話率:26%
「怜央。俺と付き合って……ほしい、んだけど」
親友であり、俺の片思い相手でもある榛名悠生はそう言った。
悠生はとんでもない美形だ。そのうえ運動以外のことは一通り人並み以上にできるし、その弱点だって魅力に変わってしまうようなほぼ完璧な奴。
そんな悠生が、何もかも平凡な俺のことが好き? そんな都合のいい話あるわけない。
そしてひらめく。なるほど、つまり――女子よけになってほしいってことか。
そんな勘違いから始まる、両片思いなお付き合いのお話。
本編11話+後日談。えっちはぬるいものが後日談にのみ。挿入はなし。
※この作品は別名義でpixivにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-26 12:45:52
55442文字
会話率:45%
逆トリップからの異世界転移物。初めて投稿します。お手柔らかにお願いします。アッサリしてますがもしかしたらこっから連載するかもです。
R-18は一応念の為つけてますがほぼないです。
最終更新:2019-06-19 22:10:52
2808文字
会話率:23%
前世で浮かれやすかった私は就職先を見つけた途端にあの世へ行った。でも目を開けたら違う世界の赤ちゃんになっている。まあ、最初は神様から送られた第二の人生かと思った、思ったけど19歳のある日、私はとあるゲームの悪役令嬢だと気づいてしまう。
いや、ここまでがテンプレだが問題は私が平凡な伯爵令嬢に対し主人公は傾国の美少女で特技がいっぱいある公爵令嬢なのだ。
お気づきになりましたでしょうか?ええ、ここはいわゆるクソゲーで、しかも悪役令嬢はほぼ何もしてないのに処刑される悪役令嬢に対しものすごく厳く理不尽な世界。
それだけじゃない、あの主人公は逆ハーエンド狙いで自分の欲望の為なら何でも切り捨てられる超がつく頭のいい性悪女。
嘘、どう考えても勝てないじゃん!!!
でもそんなドン底にいる時私は攻略者一人に助けられて、しかも彼は......
これは、人生のドン底にいるとある伯爵令嬢と毒舌でも根は優しい攻略者一人がゲームの強制力や同じ転生者達と戦いながら運命を変えようとするちょっと異色な異世界コメディーである。
*タグはまだまだ増える予定です、感想と評価も宜しくお願いします
*これから多分2~3日で一休みが理想的ですが最近は不定期になる可能性があります。
ですがなるべく週一ペースを守っていきます!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-18 00:00:00
174964文字
会話率:44%
ブラック企業に勤める色々と枯れているOLの守谷優梨は、毎日疲れ果てていた。ある晩、夢の中に突如現れた超絶イケメンにどろどろに愛されて、夢の中で処女を捧げる。夢だと思い、男が望む言葉を言わされた優梨は目がさめると見知らぬ異世界に転移していた。
異世界で繰り広げられる、ヤンデレによる囲い込みラブコメです。(一応)
ヤンデレ×くたびれOL
出てくる男はほぼヤンデレです。ヒーローは一番重症です。主人公は色々と疲れてます。
R18シーンはいつも通り、突然やってきます。
※残酷描写ありは、保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-15 10:20:19
5350文字
会話率:54%
ある日突然余命半年と宣告された権田 醜造。
デブ、オタク、ニートというモテない要素を全て備えたこの男になびく女などいるはずもなく、彼女いない歴=年齢。おまけに童貞。
趣味はゲームとアイドルの追っかけ。
友人もほぼ皆無で、話し相手は家
族か二次元にいる女の子くらいのものだった。
しかし、そんな醜造だったが、つい三日ほど前までは、確かに天国にいた。
気まぐれで買った宝くじが当たったのだ。当選金は三億円。
一般的なサラリーマンの生涯賃金を超える金額を、一瞬にして手に入れたのである。
そう、それがつい三日ほど前の話。
ところが、現在は医者から余命半年と宣告され、治療法はないと宣告された。
どうなっているんだと頭を抱える醜造。
最初医者からこの宣告を受けた時、醜造には医者の言ってる言葉が理解できなかった。
しかし、時間が経つにつれて、徐々にだが確実に脳が現実を理解する。
そして醜造は絶叫する。
これでは、金を寿命で買ったようなものではないか、と。
金はあっても寿命は半年。一体どうしろというのか。
醜造は一週間ほど引きこもり(と言っても、無職なので常に引きこもっているようなものだが)、ずっと思い悩んでいた。世の無常について。
何故だ! なぜ自分がこんな目に!
自分は酒もタバコも、ついでにドラッグもやっていないというのに!
何故、こんな自分がこの年齢でこんな目に、と。
一週間ほど思い悩んだ後、ふと、醜造は悟った。
もう自分は、どうあってもこの死の運命から逃れることはできないのだと。
そして気付く。
ならば、思い悩んでいる暇などない、と。
そんなことをしている時間すら惜しい、と。
もっと他のことに、もっと有意義なことに残された時間を使おう、と。
不思議なものだ。死を宣告される前までは、ずっとダラダラ人生を浪費してきた。
だが、こぼれ落ちる砂時計に明確な期限が刻み込まれた時、途端に残された時間と言う名の砂が惜しくなってくる。
醜造は考えた。残された時間は半年。残された金は三億。
この金を家族に残してやろうなどとは微塵も思っていない。
誰にもくれてやるつもりはない。
全部綺麗に使い切って死んでやる、と。
そして、醜造は行動を開始した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-15 00:00:00
106145文字
会話率:38%