隣り合わせに在りながら“生ける壁”に隔てられ、互いに一切関り合うことを禁じられたふたつの種族が住まう——音の国。
同じ言語と異なる環境。将来、双方の民を護り導く立場にある青年は、ある時、川辺で“生ける壁”を友とするひとりの娘と出会い、この国
が永らく抱えてきた秘密を紐解く事となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-05 23:36:31
429113文字
会話率:54%
経済発展目の覚しいShanghaiには、世界中から欲望に塗れた金が流れ込み、人心を惑わしていた。
その結果、光の当る部分と影の部分が生まれ、その濃淡は近年益々激しくなっている。
人間の果てしない欲望は、漆黒の闇をどんどん広げていた。
或る日、黄浦江を眼下に見下ろすマンションの一室で、男女二つの遺体が発見された。
ひとりは日系企業の総経理(社長)松田幸夫、もうひとりはカラオケの小姐(女性従業員)の氾莉(ファン・リー)だった。
松田の妻子とともに学生時代からの友人野村茂夫が、遺体を引き取りに来た。
状況を聞いた野村は、自殺ということに疑問を持った。
野村は休暇を使って、真相究明にShanghaiへやって来た。
与えられた時間は二週間。
松田と氾を殺害した殺し屋グループは、日本の黒幕の指示を受けて、野村に襲い掛かったが、織田の機転で逆に取り押さえられる嵌めになる。
日本の黒幕連中は、松田と氾の殺害の首謀者でありながら、巧みに罪を逃れたかに見えた、が……。
中国における食品Camouflag(偽装)に端を発し、日本にも飛び火、未曾有の事件へと発展する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-05 06:00:00
118533文字
会話率:44%
海流は最近になって見始めた淫らな夢に悩まされていた。終わらないと思われた夢。そこにひとりの臨時教師が現れた。
最終更新:2011-11-03 22:58:36
6566文字
会話率:33%
美好真理子は勤めていた銀行を退職し、ただ今失業保険たる身の上。
プロポーズしてくれたもののしっくり来ない恋人・雄二とのこともいささか気が重いこの頃だった。
夏の終わりの真夜中、闇の中、真理子は何者かの手によって捕らえられ、見知らぬ部屋
の中に監禁されてしまう。
いったい誰がそんなことを?
いったい何のために?
真理子が犯人の男と接していくうちに、だんだんある感情が芽生えてくる。
その男のことを、真理子は会う前から知っていた。
ひとつのやり方によって、真理子は男の内面を深く理解していたのだから……。
繊細過ぎるゆえに傷つき続けた男と、愛された女。
そしてもうひとりの男。
三人の切ない想いと、祈りのものがたり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-08 13:17:38
174982文字
会話率:37%
ひとりピクニックの小話
キーワード:
最終更新:2011-10-07 18:23:48
263文字
会話率:100%
和臣の留守中、ひとりでヘヴンズブルーを訪れたナオは、柚月と共にやってきたハルと再会する。仲の良い柚月とハルを冷やかすナオの前に、レイが現れて……。
「ヘヴンズブルー」「きみの手を引いて」の共通続編です。
時系列は、「きみの番外編」→「き
みの」「ヘヴン」→「ありふれた…」→「それさえも…」→「in heaven…」となります。
※ブログサイト・B級ロマンスからの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-11 22:39:39
16985文字
会話率:50%
『花人』とよばれる種族がある。優れた容姿をもつ彼らはただひとりのパートナーを愛し続ける。
そんな『花人』である少年と冴えない小説家とのおはなし ※R18の話には※がつきます。
最終更新:2011-09-08 17:15:28
23114文字
会話率:31%
西南の集落の西、「月の御方」の館に仕える使用人の娘・奈瑠(なる)
彼女は他の者とはあまりに違う自分の外見を気に病み、人目を避けてひっそり生きてきた
十四になり、両親の生まれ故郷へとひとり去る決意を固めた彼女に
ある日、御館様から思いがけない
提案が……
―― 私が、若様とふたりきりで都へ……!?
「紫峰のしずく」と「鈴と羽根」、ふたつの物語の次世代が登場
つかみ所のない若様と後ろ向きな性格の娘が織りなす、ほんのり身分差じれじれの物語です
◇別宅『Powder Moon』掲載作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-24 12:55:14
107534文字
会話率:35%
「ご主人様、朝ですよ、おきてください。今日は彼女さんとデートなんでしょ? 起きないと、ほっぺにちゅうしてキスマークつけちゃいますよぉ……」
(*他サイトに投稿済みですが、転載に制限はされてません)
最終更新:2011-07-20 03:04:30
7361文字
会話率:0%
鋲ジャン愛好者のパンク野郎・伊達は、ある日バンドのメンバーと諍いを起こし、音楽スタジオを飛び出した。音楽に希望を持てず、行くあてもなく商店街をさまよっていたところで、ひとり淡々とアコーディオンを奏でるドレッド頭の奇妙な男に出会う。いっしょに
バンドをやらないかと誘う彼に、伊達は戸惑うのだった。
民族音楽バンド内恋愛模様。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-12 17:33:47
126127文字
会話率:48%
半助は、母とふたり山中で貧しく暮らしている。食料を得に村へ下りるたび、ひとり姿をくらませる母を不思議に思いながらも、半助はただ大人しく村の墓地で母の用が済むのを待つのが常だった。その日も同じように墓地で時間を潰していると、村の悪童の寅次がや
ってくる。
いじめっ子×いじめられっ子折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-10 12:35:22
5643文字
会話率:27%
プールに遊びに来た小学生の女の子が、急にオナニーをしたくなってトイレ待ちの行列に並び股間をいたずらしはじめた。たまたまその後ろにならんでた女の子もまねしてさわってみたら素敵な快感が・・・
最終更新:2011-05-27 03:29:14
2200文字
会話率:24%
小学校低学年の少女が、家に帰ってきてするひとりエッチのお話です。
最終更新:2011-05-10 13:36:09
2666文字
会話率:22%
吸血族の餌として、呼び落とされた双子の姉妹。ひとりは冷酷と名高い皇帝のもとへ。ひとりは六人もいる王子達のもとへ。再び出会えると信じ誓い合った彼女達は、血に飢えた吸血族から身を守ることができるのか。それとも・・・?
=小説家になろうで連載中の
「異界の魔女」R18部分のみを掲載。=折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-24 20:00:00
5716文字
会話率:52%
何時の頃からか「不死の魔女」と呼ばれていたガリカ。彼女はひととの関わりを絶って森の中でひとりで暮らしていた。
そんな彼女の元に、ひとりの男がやってきて、なんだかワケの分からないことが始まってしまう。そんなお話。
最終更新:2011-04-20 18:44:54
4166文字
会話率:29%
名医のひとり娘瀬奈は産婦人科院長の寵愛を受け清楚で華麗な女子大生と孵化していく。
清楚なお嬢様となった瀬奈だが些細なことから過ちを犯してしまう。
なに不自由もなく育て上げられたお嬢様は見てはいけない裏街道に顔を突っ込んでしまう。
出会
ったのは人生に堕落し闇の世界に蠢くひとりの婆の姿があった。
その婆こそは瀬奈の祖父に辱しめを受け人生の転落をみた女であった。
奇せずして出会った婆は令嬢瀬奈が因縁の医者の娘と知り復讐を決意する。
親の因果が子に報い。祖父への怨念が孫娘瀬奈に襲いかかる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-31 13:57:37
132006文字
会話率:25%
ロクデナシの中年オヤジ板垣 紳助(三十五)は、危ないお兄さん達にボコボコにされたある日ひとりの少女に助けられる。身の程知らずの恋心と最低な下心を彼女に寄せてしまった板垣は自らを「悪魔」と名乗る不気味な男と出会い、開いてはいけない「欲望」を開
放してしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-23 13:49:29
13281文字
会話率:47%
高橋皐月(たかはしさつき)はファーストキスの相手、小鳥遊(たかなし)と予備校で再会する。しかし、小鳥遊は皐月のことを覚えていなかった。キスのあと気まずくなったまま転校していった小鳥遊に、ずっと謝りたいと思っていた皐月だが、小鳥遊の態度に次第
に苛立ちを募らせ…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-18 12:47:42
8630文字
会話率:52%
暗い部屋で、男はひとりキーボードを叩く。彼が紡く言葉。神に迫る言語。禁忌に触れる彼の結末とは……。
最終更新:2010-07-27 23:06:10
8081文字
会話率:35%
疫病に苦しむ魔法の国ルーン王国。疫病に効く唯一の薬「蜜」を作り出せる者は・・・この世界で私ひとり!?
最終更新:2010-03-30 12:12:19
3761文字
会話率:25%
「わ、私……ダメ。こんなに男の人が欲しかったなんて。――このスゴイのでメチャクチャにされたい!」ひとり寝の寂しさに耐えかねた人妻が、その心の赴くまま、夫のもっとも嫌う男に自ら体を開く、そんな短編です。【この小説は拙作『閑古鳥』にイラストを付
け、携帯用に本文を改めたモノです】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-24 19:24:03
6165文字
会話率:42%
「わ、私……ダメ。こんなに男の人が欲しかったなんて――このスゴイので無茶苦茶にされたい!」ひとり寝の寂しさに耐えかねた人妻が、その心の赴くまま、夫のもっとも嫌う男に自ら体を開く。そんな小品です。
最終更新:2008-08-16 09:43:33
6183文字
会話率:42%
勉強中の儒生が、叔父に連れられてきた妓楼で、琴の音に誘われて庭に出ると、ひとりの名妓が琴をつま弾いていた。その名妓が語る悲劇とは。
韓国ドラマ女人天下で知った「童女」の風習に基づいて書きましたが、もしかしたら女人天下オリジナルの話なのかもし
れません。
いくらググっても、そういう話は出てきませんでした。
ちなみに、この話は女人天下二次作品ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-02-26 01:12:02
2895文字
会話率:33%