暑く折り重なった空気の中、蝉が激しく鳴く。俺と転校生だけがいる美術室で、突然提示される欲求。
「春川くん……キスしていい?」
これはある夏の始まりの話。
※思ったより速く読み終われると思われます。
最終更新:2017-08-18 00:31:48
7253文字
会話率:52%
「三味線稲荷に月の夜」の続きですが単独でも読めると思います。
江戸時代の遊郭。吉原の裏にある、三流女郎の切見世「稲荷屋」で商売をする女と、その女達を守る鍾馗の像。鍾馗の像は月が巡れば人へと変化し、遊女達と一夜限りの恋をします。
今回は意固地
な西鬼と、淫乱な西の娘の恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-11 20:52:27
24815文字
会話率:38%
先輩から、交換条件で「蝉ドン」をすることを頼まれた俺。
それが、どうしてこうなった?
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前半ギャグ、後半シリアス。落差あります。
オメガバースをうっすらしか知らない人間が書く最後のみのほんのりオメガバースですので
ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-29 06:00:00
2550文字
会話率:29%
夏、暗い闇。
蝉の声と共に、オギャーオギャーと赤子の声が鳴り響く。
小さい小さい赤子の背中をぽんぽんと優しく叩く姉は、もちろん寝不足で、少々の育児疲れが見えた。
突然1ヶ月ほど行方不明になった姉が、1年前帰ってきた。
最終更新:2017-06-01 02:37:51
4844文字
会話率:5%
千晶が目を覚ますと、見知らぬ男が切羽詰まった調子で名前を呼んでいた。覚えのない家、家族、使用人。
湖に突き落とされたショックから、記憶を失った千晶は書生で世話役の冬基に献身的に支えられ、回復していく。
しかし後遺症なのか、水に対する異常な
恐怖や、幻聴・幻視に悩まされる。そんななか、信頼していた冬基と母・彰子の密会を目撃してしまい…。裏切られたと感じ、冬基を拒絶するが、彼はまるで千晶への想いを仄めかすようなことを言いつのる。
そんななか、当主の腹心の男が刺される事件が起こる。
この作品はピクシブにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-22 23:58:21
10929文字
会話率:41%
ガキ大将の一之瀬(いちのせ)が率いるグループにいじめられていた少年、花園優(はなぞの ゆう)。
それを止めに現れたのは、転校生の少女、岡崎ユリ(おかざき ゆり)だった。
だが少年たちは、その残酷な暴力の矛先を、少女へと向けた――凌辱という、
最悪の方法で。
「読みにくい」、「こうしたほうがいい」などのご要望がありましたらレビューや感想でご一報ください。
※全てのご要望にお応えするわけではありません。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-03 21:00:00
21415文字
会話率:52%
それは夏のある日のこと。
鬱憤晴らしと言わんばかりに戟を振り回し鍛錬に励む呂布。
愛馬・赤兎馬に揶揄われながらもその暑さを振り払おうとしていたその時。
またしても、意中の女性・貂蝉が現れる。
「水浴びに行きませんか?」
その誘いに乗り
、赤兎馬を駆り、水辺に向かう呂布。
七夕の夜と同じように体を繋げたのだった。
mo-toさま主催『水遊び企画』参加作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-22 00:00:00
3360文字
会話率:42%
泣く子も黙る猛将・呂布。
その夜は酷く荒れていた。
昼間、宮中で主君である董卓から言われもない罵倒を受けていたからだ。
中庭で酒を煽っていると、声をかけてきた者がいた。
それは董卓の寵姫であり、恋い焦がれてやまぬ貂蝉だった。
七夕の夜に一
夜限りの逢瀬を楽しもうとする呂布。
果たして、今宵の空はその願いを叶えてくれるのか?
雛宮みこさまに捧げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-07 07:00:00
2068文字
会話率:38%
終わらない夏。住宅街に蝉の声が響く。僕はそっと、包丁を握りしめた。
最終更新:2016-01-01 17:50:10
3495文字
会話率:3%
これを恋と呼ぶのなら、そうなのかもしれない。
唸るような暑さが体中にまとわりつく
あの暑い真夏の日。
外から聞こえる蝉の声だけが
やたら大きく響いていたあの日。
私たちは、罪を犯してしまうー。
血の繋がらない冬馬と千子
。
二人は、兄妹でありながらお互いの気持ちを抑えることができずにいた。
許されない想い。
それぞれの葛藤。
交錯する人間模様。
泥沼の恋を巡って、次第に周りの関係が少しずつ
崩れていくー。
※通常ページでの連載から大幅編集&移行中。
※他の女性向け小説投稿サイトにて同時公開しています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-13 13:35:55
159988文字
会話率:32%
私は、彼が大好きだった。
優しくて、王子様みたいに美しくて、いつも私を夢中にさせた彼。
金色の髪も、甘い声も、みんな、みんな大好きだった。
……だけど、彼の秘密を知った時、私は、彼にそっくりな男の手を取り、逃げる決意をした。
お腹の中のこ
の子と一緒に……。
9/27 完結しました。ここまでありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-27 09:00:00
49804文字
会話率:42%
菜々美は物心付く頃から、父親の親友である大和に恋をしていた。ロンドンの大学に勤める彼は、菜々美が高校生のときに日本での職を得て生家に定住する。そこから二人の距離は縮まっていくが――
心に傷を負って生きる大和と、盲目的に大和を愛する菜々美
の物語。
*ブログからの転載になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-31 09:40:14
110345文字
会話率:40%
異形のもの達を視る市邑の本家に生まれたにも関わらず、その力の無い紗帆。
穀潰しとあざ笑われる紗帆の傍らに立ち、その彼女を守るのは、ぞっとするほど美しい空蝉という男。
その空蝉を欲する跡取りである妹、志帆里の命令で、紗帆も異形の狩りに立ち会う
ことになる。
—— それがどんな悲劇を生むのかも知らず、今まで一体何に守られていたのかを知ることになるとは。
短編でちらほら書いていたものを、一つのシリーズに纏めた上に、新しい話を一話追加しています。
以降の短編は、全てこちらに載せる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-25 07:22:34
24287文字
会話率:18%
転載です。
少年達の一夏の恋です。舞台は「大洗」などというマイナーなところをあえて想定して書きました。BLですので、生暖かい目で見てやって下さい。本人BLだと思ってやってます。騙されたと思う方は、ご容赦のほど。
最終更新:2014-02-12 00:26:22
104229文字
会話率:32%
ルナの義理の兄弟であるソウは完璧だ。ある日、父が山から拾って来た孤児だが勉強はできるし、運動神経は良いし、爽やか系のイケメンである。そんなソウを、ルナは兄であり弟として大事に思って来た。でもソウはそうではなく…。すれ違いの末に、等々ソウは自
ら溜めこんでいた全てをルナにぶつけてしまう。高校生最後の夏、蝉の声が煩い照り付ける様な太陽の下で私は義兄にファーストキスを奪われた________***もうちょっと続きます。→やっぱやめました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-11 16:35:18
27277文字
会話率:52%
名門祓い屋一族で生まれ育った雪親は、幽霊のアーサーと共に探偵事務所を営んでいる。そんなある日、ふいにアーサーが「大阪へ行こう」と誘ってきた。
大阪に出向いた雪親は浮世離れした二人の男と出会う。左頬に傷を持つ和風美形と、外国人じみた隻腕の男
。はたして彼らの正体は? 彼らとアーサーの関係とは?
※私設サイトからの転載作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-04 06:04:03
77811文字
会話率:38%
その数日間は少女と少年たちにとって生涯忘れられない記憶となった。蝉の鳴く盛夏、なんでもない夏休みは恐ろしい体験を連れてやってくる。「ディスビア・ホワイト」本編につながる短期連載の再掲載!
最終更新:2012-07-28 00:00:00
77059文字
会話率:37%
二十二世紀初頭。欧州で起こった経済危機により経済活動が低迷を続け、必ずしも華やかとは言えない未来。
幼い頃に母親を亡くし日本人嫌いになった、国際調停諜報院所属〈シークレットネーム:lordo〉は上司である〈シークレットネーム:fana
tikulo〉から日本への出張を言い渡される。忌まわしい記憶しかない日本の地へ向かうことに、少しばかりの抵抗と期待をこめるlordo。
出張先で日本人外交官に極秘の依頼を提示され、自らの意思で請け負うことを決めたlordoは、自分が世界を覆う未曾有の大事件の渦中に飛び込んでいることなど知るよしもなかった──。
※他サイトにて完結済みです。こちらには加筆修正したものを随時UPしていきます。
※二十代後半から三十代前半のBBAがいちゃいちゃします。気をつけろ。
※製本化(私的)のために書いてるので、誤字脱字などあればお教えください。
※全編リスペクト&オマージュです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-23 20:58:29
239474文字
会話率:45%
「──だいすき。」純粋で、ひたすら甘い、『らぶえっち』。
『Mr.Justice epirode0〜夏の盛りに〜』でカットされた“愛戯”が、ここに集結。ヨーコと隼人の、とろけてしまいそうに甘い時間をお届けします。勿論、今までに無かった
シーンも…!ひたすら、極限までの『らぶえっち』。本編では見られない、そんな愛をお楽しみください。
*この話だけでも読めますが、本編を読んでからだと、より楽しめます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-02-10 13:48:03
14766文字
会話率:43%