美好真理子は勤めていた銀行を退職し、ただ今失業保険たる身の上。
プロポーズしてくれたもののしっくり来ない恋人・雄二とのこともいささか気が重いこの頃だった。
夏の終わりの真夜中、闇の中、真理子は何者かの手によって捕らえられ、見知らぬ部屋
の中に監禁されてしまう。
いったい誰がそんなことを?
いったい何のために?
真理子が犯人の男と接していくうちに、だんだんある感情が芽生えてくる。
その男のことを、真理子は会う前から知っていた。
ひとつのやり方によって、真理子は男の内面を深く理解していたのだから……。
繊細過ぎるゆえに傷つき続けた男と、愛された女。
そしてもうひとりの男。
三人の切ない想いと、祈りのものがたり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-08 13:17:38
174982文字
会話率:37%
僕は機種変更された古いほうの携帯電話。
本当は捨てられてもおかしくなかったんだけど、ご主人様がお店のお姉さんに言われて持って帰ってもらったんだ。
ご主人様は大好きだった彼女と別れちゃっててね。
でも今でも彼女の携帯番号を消せないままでいるん
だ。
……まだ好きなんだもん、女々しくはないよね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-14 09:13:52
15843文字
会話率:32%
その惑星の名前は【ステルクス】。世界各地に伝わる神話の多くが移住神話の形態をとり、生命の発生はステルクスではなく、遠い昔に滅びたといわれる【地球】であるとしている。
このステルクスには不思議な力が存在する。人々はこの力を古い伝承に準拠して【
魔力】と呼称し、その力を源にして奇跡を起こす術を【魔術】と呼び、それを使役する人間を【魔術師】と呼んで恐れ敬った。
彼らは言わば大量破壊兵器。国は彼らを確保するのに躍起になり、高待遇で抱え込もうと必死になっていた。
世界一長い歴史をもつ、金城鉄壁の軍事国家アカンサス帝国も例外ではなく、【魔術師の素質ある者は軍に属し貢献するべし】と法で定め、特に魔力が強い【邪眼】という特異な虹彩を持った人間が帝国軍に所属しない場合【異端】と呼んで差別し、厳罰を設けたのである。
そんな風潮を望まない人々は小さな村に移り住んだ。
そして時は経ち、ハイデマリーという一人の少女が生まれる。
世間では異端と呼ばれるであろうその少女は、幼くして両親を失い、たった一人の身内だった祖父をも立て続けに失ってしまった。
自立する為に彼女は医者を志し、史上最年少で医師免許を取得する。
そしてその生まれ育った村で医者としてひっそりと暮らしていたある日。
彼女の元に一通の手紙が届く・・・それは止まっていた運命の歯車が動き出した瞬間だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-25 23:00:18
52749文字
会話率:40%
美容師として働く奥田元輝は、充実した毎日を過ごしている。
『運命の出逢いに』憧れているが、奇跡はそうそう起こるわけがないのだが……
最終更新:2011-02-23 02:40:40
56037文字
会話率:38%
レイプされた妹がビルの屋上で立っている。
悲しみに包まれた奈々は死ぬことを望み、ビルの谷間に落ちていく。
兄はただ妹を助ける為に腕を伸ばす。
一緒に生きて欲しいと望んで、奇跡を渇望する。
その先にあるものは・・・・
最終更新:2011-01-22 23:16:59
5896文字
会話率:34%
人はみな、運命と役割を背負ってこの世に生まれるという。
そしてその心には光の部分と闇の部分が必ずあるという。
人は時に運命に感謝し、時に運命に絶望する。
もし絶望の淵にある男が奇跡のような幸運に恵まれたら……
これはそんな男と男を巡る者達の
光と闇の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-12 22:14:23
11020文字
会話率:46%
クリスマス前の奇跡…
最終更新:2011-01-01 15:10:13
27415文字
会話率:51%
月(ユエ)を最高神と崇める人々が住む世界。
全ての意志は月に定められ、その意志は月が愛した人間『月の源』によって人々へ伝えられる。
奇跡の『月の源』ユリアがディモンド王国の『月の源』に就任してから、ディモンド王国王太子・レオン、ユリアの双
子の弟・ディックを中心に、世界はゆっくりと、しかし確実に動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-11 01:32:11
38623文字
会話率:49%
アラフォーの北川俊也とアラサーの村本彩音の社内恋愛ストーリー
恋心を抱きながら言い出せない俊也が彩音を食事に誘う
年下の彩音に押されっぱなしの俊也だが競馬場デートで…
ごく普通の社内恋愛ストーリーです
ちょっとベタです
作者の
初投稿作品なので、拙い話は大目見てください
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-21 11:19:31
18490文字
会話率:70%
バレンタインデー。彼女にプロポーズを断れ、失意の誠人は、その帰り道、薄汚れたロシアンブルーの猫を拾う。それは、これから起こる奇跡(?)の始まりだった。
最終更新:2008-08-08 20:42:37
9230文字
会話率:17%
斉藤賢太21才、女を扱いに慣れた遊び人。葛城千紗19歳、男に疲れた遊び人。そんな二人は寂しい女で悲しい男だった。11月の東京で二人が出会った時、世界を変えるわけでも歴史が動くわけでもない小さな奇跡が起こる。(R-18ですがあくまで微エロです
)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-06-07 05:04:22
3189文字
会話率:18%
事故で奇跡的に一命をとりとめたお兄ちゃん。喜ぶ母・姉・妹。しかし兄の部屋からは大量の下着や・・
最終更新:2007-06-01 03:14:14
5466文字
会話率:93%