基本がエロスでありながら、読んでいるうちに涙があふれて止まらない、そんな作品に仕上げたいと思います。
最終更新:2017-04-28 18:22:27
43443文字
会話率:26%
八百年間にわたり、受け継がれてきた奇習、嫁まわし。女が犠牲になり、男だけが性的な享楽を得る。
しかし、嫁まわしを支え続けたのは女だった。滅びゆく嫁まわしと、そこに身をゆだねながら、懸命に暮らす人々と心情に焦点を当てた。
最終更新:2015-01-09 18:00:00
146914文字
会話率:32%
夢見のソムニウスは岩窟の寺院に住まう、黒き衣の導師。
夢で未来を予言する能力と、四人の弟子を持っている。
中でも一番弟子のカディヤには、なみなみならぬ愛情を注いでいる。
布地一枚買えないジリ貧生活だが、恋人に贈り物を与える意地と誇りは決して
忘れない。
『後見国に、僕の親書を渡してこい』
ある日ソムニウスは最長老レヴェラトールに命じられ、おのが後見国へ赴くことになる。
夢の啓示を受けた彼は、危険なひとり旅と覚悟して船に乗ったのだが。
「あなたには、前科がありますからね」――「ひっ」
旅は道連れ世は情け。恐いお目付け役がついてきた!
大陸一小さい国で起こる、恐ろしい事件。
夢見の導師は無事に寺院へ帰れるのか?
夢の啓示は何を意味するのか?
師弟の絆となれそめが語られる、ソムニウスの夢語り。
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※事件を解決する探偵?ものです。
※事件の性質上、残酷描写があります。
※18版のため、性愛描写があります。
(R15~R18描写が濃いと思われる回に*印をつけています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-21 15:00:00
180060文字
会話率:39%
古物保存科学研究所臨時職員の新田基は、呪われたいわく品ばかりを集めてきた鹿野コレクションの調査と収集のため鹿野邸を訪れ、家のために”禍神”の嫁にされる呪いをかけられた少年と出会う。何とか少年を助けようとする新田だったが、少年の世界は1990
年代、しかも二人は下弦の月が現れる月に一度、あの世と此の世の境目である中有でしか会うことができなかった・・※専門用語や解釈に関し、妙だと思われる部分があるかもしれませんが、温かい目で見ていただけるとありがたいです。※身体的・能力的なことに関し差別的表現と思われる箇所があるかもしれませんが、あくまで物語進行上の要素であり差別を意図するものではありません。H28.12.7本編完結。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-22 19:34:33
266220文字
会話率:46%
或る山奥の田舎の村。
女子大生の楓(かえで)は帰省の際に【怪異】と接触してしまう。
怪異の遺した言葉に、心を苛まれていく楓は、偶然その村に居合わせた神戸の学生、勇(いさむ)と二人、その怪異の真相に迫る。
【怪異】の真の姿とは、一
体何なのであろうか。
*この作品には、18禁シーン(エロ)が含まれます。
とりわけ異種姦、ショタ等、少しイレギュラーなシーンもありますので、ご理解方願います。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-26 20:00:00
8939文字
会話率:27%
旅先の海で、男は一人の少女に出会った。探しものをしているという少女を手伝い、共に少女の家に向かい、その地方に残る風習の話を聞くことになる。近く祭があり、少女はその神子なのだという。
田舎の風習に纏わる奇祭に、男は巻き込まれていく。
不定期
更新。章ごとに出来上り次第の更新になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-02 22:01:30
39725文字
会話率:47%
山奥の村で平穏に暮らしていた主人公・永瀬真。そんな彼の住む村に民俗学の学者・池波が現れた。
村に伝わる言い伝えを調べに来た池波を案内をすることになった永瀬だが、池波と共に過ごしている内に彼に対し妙な既視感を覚えていく。
「僕はこの人を知っ
ている?」
初めて会ったはずの人だった。それなのにこの感覚はいったい何なのか。
池波と共に【鈴花】を調べていくうちに、自身の過去も含め巻き込まれていく永瀬が選ぶ最後の選択とは・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-31 19:10:10
82666文字
会話率:46%
民俗資料館に勤務する石田桐也は、南方の離島の出身で、島巫女の力を受け継いでいた。なりゆきでルームシェアする事になった土谷晟とは中学生からの親友で、友達を越える関係でもあるのだが、桐也の心はまだ澤野に向いている。微妙に縺れ合う心の綾を、不思議
な怪異現象を絡めて描いていきます。今回は「橋の守神」の話。※今回の話は第二章になります。他の章は目次ページ下部のサイトバナーからどうぞ。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-01 15:47:39
29215文字
会話率:28%