舞台は現代日本。御剣セイトがコンビニで購入したケーキを口に入れた瞬間、味覚を失っている事に気付く。世間で騒がれている「フォーク」の人間になってしまったと自覚する御剣セイト。普段通りの日常を送るのだが、街中で歩いていた時に苺の様に甘い匂いを感
じる。その人物を調べると駒村ヨシキという童顔で華奢な青年だった。「ケーキ」の人間である駒村ヨシキを他の「フォーク」の人間に取られたくない一心で、御剣セイトは駒村ヨシキを監禁する。※pixivで掲載していた二次創作を一次創作用に修正・訂正したものになります※pixivと別名義となっております※この小説は【ケーキバース】という設定を使用+独自に解釈して使わせて頂いております※テーマは、ほのぼの監禁※元の設定の【ケーキバース】にはカニバリズムといった内容が含まれるので、詳しい説明を見る時はお気をつけてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-20 19:43:29
24258文字
会話率:48%
魔女集会で会いましょうの企画に乗りたかったのと、知人からの熱烈なケーキバース推奨依頼を掛け合わせた結果の短編です。
山も谷も落ちもなくプライドの高いケーキ魔女と、幼い頃に拾われた、今じゃすっかり大男のフォーク男子がイチャイチャしてます。
ケーキバースの設定はなるべく分かるようには書いていますが、短編の性質上予め調べてお読み頂けるとより楽しめるかと思います。pixiv辞典やGoogle先生にお問い合わせください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-20 01:00:00
7894文字
会話率:37%
美しい時代に生きた儚い恋人たちは、“食う者”と“食われる者”だった――
ヴァンパイアの一族ビーンスタック家の者はみな、音楽や美術など芸術の才能に秀でていた。だが、末弟のダヴィッドだけは何の才能もなく、感動や怒りすらの感情もなく、毎日を空虚
に生きていた。その上、味覚障害があり、人間の血を飲もうともしない。
兄である彫刻家のガブリエルに連れられ、とある貴族のパーティーに来たダヴィッドは、一人の人間の青年に出会う。今まで誰にも興味を持たなかったダヴィッドだが、その青年――モリスだけは違った。
彼は、甘い。
(※ケーキバースですが、オリジナルの設定が混じっているのでご注意ください)
(※残酷表現タグは苦手な方への配慮です。グロ目的で来られた方には物足りないので、ご了承ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-22 22:00:00
53084文字
会話率:40%