僕 佐藤晴希は「ケーキ」と呼ばれる亜人だということが判明した
世界には様々な亜人がいる その中でも「フォーク」と呼ばれる亜人にとって 僕ら「ケーキ」は捕食の対象だ
「フォーク」にとって「ケーキ」は その体液も肉も 身体の全てがお菓
子のように甘く美味しく感じられるのだという 「ケーキ」は「フォーク」にとって抗いようも無い魅力なのだ
よりにもよって 僕が「ケーキ」だったとは 幼馴染みの仁科彰人と同じ高校へと進学が決まり 新しい学校生活が始まったばかりだったのに……
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※ 一応 流血・欠損あります注意
※ ハッピーエンド 目指すは「○らしのよるに」であります
ケーキバースには3大欲求と夢が詰まってるんじゃないかと思うんだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-24 12:00:00
55042文字
会話率:46%
美しい時代に生きた儚い恋人たちは、“食う者”と“食われる者”だった――
ヴァンパイアの一族ビーンスタック家の者はみな、音楽や美術など芸術の才能に秀でていた。だが、末弟のダヴィッドだけは何の才能もなく、感動や怒りすらの感情もなく、毎日を空虚
に生きていた。その上、味覚障害があり、人間の血を飲もうともしない。
兄である彫刻家のガブリエルに連れられ、とある貴族のパーティーに来たダヴィッドは、一人の人間の青年に出会う。今まで誰にも興味を持たなかったダヴィッドだが、その青年――モリスだけは違った。
彼は、甘い。
(※ケーキバースですが、オリジナルの設定が混じっているのでご注意ください)
(※残酷表現タグは苦手な方への配慮です。グロ目的で来られた方には物足りないので、ご了承ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-22 22:00:00
53084文字
会話率:40%