漁港町に住む美人母娘の綾と陽菜。
彼女たちの夜の顔は悪徳企業に天誅を下す怪盗兼スパイ。
綾は元々は東京に住んでおり、そこで探偵と結婚して、彼と共に虐げられている人間側に立ち、悪と戦っていた。
しかし、夫は黒田という男に感づかれ殺害されてしま
い、綾は娘を連れて東京から脱出する。
そして、10年近くが経ち、黒田は綾と陽菜が住む街にやってくるのだった。
彼女たちは黒田に復讐を企てるのだったが……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 14:21:23
1264文字
会話率:28%
明治三十年代の終わり、十二月三十日。東京府某所。
雪の降る年の瀬に、声楽家の黒田(くろだ)は、音楽学校のかつての同級生、貴船(きふね)と再会する。
貴船は昨年の春、志半ばにして胸を病んで逝った。
だからいま目の前にいるのは、貴船の幽霊、も
しくは幻影のはずだった。
ふたりは今年の春彼岸にも短い逢瀬を交わしていた。
しかし貴船は「お前が希めばいつでも会える」と告げて、満開の桜が散るとともに姿を消してしまう。
それ以降ひとときも彼を忘れられなかった黒田は、「今さら何の用だ」と貴船をなじりながらも、結局、彼を突き放すことはできない。
「なぜ、春から一度も会いにこなかった。俺はこんなにお前に会いたかったのに」
激しい嫉妬と恋情にかられて、黒田は貴船を痛めつけるように抱く。
「賞賛されるのは俺の才能じゃない。お前の才能だ。お前があのとき押しつけていった作品を、俺は五線紙に書き写して発表しているにすぎない。皆が称えるのは俺の音楽じゃない。お前の音楽だ。この気持ちがお前にわかるか」
そして大晦日の夕暮れ、黒田は貴船の自宅を訪れた。
元旦に横浜港を出立する定期船で、黒田はドイツに渡る。
その前のただ一夜を、貴船と過ごすと決めた。
「ねえ、黒田。昨日みたいに、してよ」
「……っ」
「昨日みたいに、乱暴にして」
あかあかと燃える暖炉の前でピアノを弾き、歌いながら、ふたりは激しく情を交わした。
夜が明けて、元日の朝。
黒田は横浜港から旅立つ。彼の手には、貴船から託された楽譜があった――
* * *
拙作「春林奇譚」と対になる掌編ですが、これだけでもお読みいただけると思います。
ひとりの男と、ひとり(?)の幽霊が執着しあう、レトロBLです。
◆エブリスタ、fujossyにも投稿
https://estar.jp/novels/25918562
https://fujossy.jp/books/23314折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-29 21:30:09
5895文字
会話率:42%
明治3X年3月、東京府下谷区。
音楽学校の学生・黒田の前に、昨年春に死んだはずの同級生・貴船が現れた。
酒に溺れ放校寸前の黒田を、貴船は高慢な態度で非難する。
非難し、非難されながらも募る思いは押さえきれず…
「…君は、俺とこういうことが
したかったのか」
「したかった。ずっとしたかった」
天才作曲家のタマゴと稀代の声楽家のタマゴ、二人の男の幻想恋愛奇譚です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-04 15:27:27
8583文字
会話率:49%
『緊急速報です! 都庁舎がダンジョンに変わりました』
衝撃の報道。
その日から街に溢れ出るモンスターたち。
詐欺目的の救世主や本物の救世主。
危機に付け込むテロリストやのさばる犯罪者。
魔法を使えるようになり、救世主を名乗ってモンスターに立
ち向かう人々。
都庁舎の危機に駆けつけテレビ局を占拠した外国の傭兵達。
その糸を引いた政治家達は税金という甘い汁を吸い、更に吸おうと国の奪取を企む。
そして、遂に都庁舎をワームホールに変えこの世界へ乗り込んでくるエトランゼ。
様々な人達が様々な事件を織りなしていく。
そんな中、主人公は小さい頃ゴブリンから貰った力で悪に立ち向かい金持ちになっていく。
フェラーリを買う、ランボルギーニを買う、クルーザーを買う、島を買う、そこに王国を作る、夢は膨らむ。
現代だって王国は作れる、会社という名の王国だ。
島に王国を作る、そにハーレムをつくる、童貞だけど。それでも夢と股間は膨らむ。
モンスターの跋扈する中を孤軍奮闘する主人公。
しかし人々はそんな危険など気にもせず平常通りの日々を送るのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-22 02:15:01
190013文字
会話率:29%
東京から福岡の大学に入学した大学生と福岡の高校生のBL。
大学1年の浅井コウキは、友達ができず、家・大学・バイトを繰り返す毎日を送っていた。そんなある日、バイト先の投書箱に届くお礼のメッセージが、自分に向けて書かれたものだと気が付いて友達に
なろうと決意する。
※この作品はPixiv小説(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16097196)にも掲載しています。
※毎週土曜更新、合計13話で完結折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-18 19:02:04
42033文字
会話率:34%
「俺のフィアンセになれ」
辺境の田舎暮らしの
主人公朝比奈 桃花は、クリスマスイブは東京の船の上で過ごしていた。
突然、目の前にイケメンセレブ大学生影山 伊織が現れてプロポーズをされた。しかし、労働を前提とした婚約で…
桃花は、有無を言わさ
ずキャッスル影山で働く事になる。
北海道の田舎から大都会 東京、突然の大引越しに心配どころか泣いて喜ぶ両親。
そして、幼い頃に会っていたイケメンにも出会い…
慣れない土地での強制的に決まったアルバイトと
ラブコメ、時折エロとアウトロー!?
初連載です☺️
※ストーリーの構成上、一部の物語に
18歳未満閲覧禁止表現を含むシーンがあります。
物語は事情により非公開又は改稿する事があります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-16 20:00:00
4440文字
会話率:44%
大学入学とともに東京へ引っ越してきた塚本京一は、隣に住む憧れのお姉さん、水守あかね(細見爆乳超美人で気さく)にふとした拍子に勃起した巨大な膨らみを見られてしまう。
その日から二人の関係が徐々に変わり始め…。
ーーーーーー
えっちあり(本番あ
り):◎
えっちあり(本番なし):○
えっちなし:●折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-30 21:43:50
17945文字
会話率:43%
柏木愛は、東京を離れ地方都市のE大に入学した18歳。
両親は既に他界し、バイトで生計をたてる苦学生。
今までの色々な負の出来事を乗り越え、新しいスタートを切るべく降り立った駅裏でみつけたカフェでバイトを始めるが、それが駅裏歓楽街を牛耳る世話
役の我道(がどう)との出会いだった。
美しく物怖じしない愛に一目惚れをした我道は、強引に愛を自分のものにするが・・・貧困と差別、自分のせいではない宿命に苦しむ人々が幸せを求め、どう生きていくか・・・そして、愛と我道の『愛の道』は、どこへたどり着くのか―――
*このお話は、完全なフィクションであり、登場する人物、場所、団体、企業、学校等、設定全ての事柄は実在致しません。全て、架空のものです。
*なお、お話のテーマは前向きなものであると断言できますが、暴力シーン、性的描写、残酷な表現、風俗、差別に関しての記述があり、設定、表現が苦手な方、不快な方もいらっしゃると思います。これに関しては、ストーリー上必要な部分であり、受け入れられないと思われる方は、お読みにならないようお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-28 15:00:00
551253文字
会話率:28%
北海道から東京に一人、引っ越してきた花岡ひまり。
ひょんなことからクラスメイトであり、人の心から読める超能力を持つ泉耕平と出会う。
彼はその超能力から皆から怖がれ嫌われてきた。
そんな泉は望むのは特権。どんな超能力をもらえる権利。その権
利で超能力を消そうとしていた。
一方、一般人で何の超能力を持たない花岡ひまり。
彼女は持ち前の明るさで泉と仲良くなろうとする。
超能力なんて関係ない、嫌われても関係ない。
二人は特権があるという鏡の世界に引きずり込まれてしまう。
そこは嘘と本音の世界。
嘘つきは永遠にその世界に。正直者には特権を。
二人は特権を探すべく色んな世界に行くことにしたが…。
*徐々に泉がヤンデレ化します。
*ひまりは泉の好意は気づいてますが、重要なところは気づいてるません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-23 21:32:46
56395文字
会話率:42%
ある日、東京は異世界に転移した。
最終更新:2021-11-22 12:00:00
107343文字
会話率:41%
東京の奥地の病院にある名医がいた。名前は早瀬富弥、一見すると羊のような雰囲気の男だが女性の胸の悩み、特に乳房についてはサードオピニオンとして業界で知られている存在だった。
実は特殊な胸にフェチを感じる変態であり、ある理由があって今の医院を
経営していたりする。
そんな理由や事情を知らずに今日も悩める女性がやって来るので、早瀬は心の叫びを抑えながら診察を行うのだった。
※身体的特徴に対して興味を持つ男性の話のため、その手の話しが合わない方はそっと閉じてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-22 00:00:00
91292文字
会話率:62%
沖縄で生まれた小さな女の子は時を経て、東京で生きる40代のおじさんになった。
ネグレクト、暴力、借金、闇社会、バラバラになる兄弟、家出
その先に待っていたのは10代を彷徨い生きた少女の姿と、20代の全てを肉体治療に捧げた青年の誕生だった。
30歳を目前に愛する人と入籍た青年は、幸せな結婚生活を歩むはずだった。しかし、その生活はおままごとに過ぎず、青年の心を残虐的無残に殺したのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-21 18:58:50
571文字
会話率:0%
主人公、亜希恵31歳。国籍は大韓民国、大阪生まれの日系4世となる。
だが母国語はほとんど話せない。170センチ近い上背でスリムな八頭身。
美人ではないが、男好きする顔らしく、金と彼氏に不自由したことはない。
高校出で東京へ就職。色々あって大
阪へ舞い戻り、三十路の根無し草。
ある日あてもなく地下鉄に乗って、ふと思いついて行ったのが神戸の街。
街をさ迷い、店に立ち寄り、人に接して亜希恵は決めた。ここに住もうと。
国籍と恋に揺れ動き、そして出会いと別れ、幸せになろうとする亜希恵。
晴れた日に突然起こる「つむじ風」、でもそれが似合う街は、きっとある。
(エブリスタ・アルファポリス、掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-08 22:46:51
27576文字
会話率:24%
退屈な日常を過ごす千年 成。東京都立鑑高校から帰る途中、帰宅部(友達グループ)の女の子悠木遥と会い、いつも通り部活動(ただあそぶだけ)をしようとするが、謎の力に巻きこまれる。
その結果、世界の法則から外れた次元の狭間に取り残されるが、ある体
質を持つ女の子に助けられる。
そして、遥を探し出すための冒険が始まる。
まだまだ、書き始めたばかりなので、変なところダメなところ多々あるとは思いますがご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-03 10:00:00
1567文字
会話率:32%
とある男子校に、通う事になった小野郁(おのいく)は始業式当日。
同じクラスになった、梶数多(かじあまた)と友達になる。
数多以外にも、友達が出来て楽しい高校生活を送りながら、オタクと腐男子ライフも満喫する郁。
とある学校帰りの寄り道で
、小学校卒業と同時に引越しで大阪から東京へ離れて行き、本当の兄弟のように仲良く一緒に育った幼馴染の柴崎夕陽(しばさきゆうひ)と再会をする。
夕陽は、東京の高校に通いながら声優と声優ユニットアイドル《ソングボーイズ》のメンバー、柴野有里(しばのゆうり)として活動していて、イベントとして大阪に来ていたのだ。
しかも、郁はソングボーイズのファンで大の柴野有里推し。
郁と夕陽は、連絡先を交換してその日から連絡し合い、イベントの日が近くなる度に郁の家や外で会ったりしていく。
そんなある日のイベントで、とある事件が起きて郁と夕陽の距離が縮まる事になって幼少期から、ずっと郁の事が大好きな夕陽は郁に告白する。
郁と夕陽の恋愛の行方は!?
*この作品は、他の小説投稿サイト(アカウント削除済み)でも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 19:32:07
30975文字
会話率:52%
極々普通の少年《山神昌三》
彼は東京のコンビニで働き始める。
初めての恋心
しかしそれは、禁断の恋心だった。
小説超ド素人の作者が贈る
支離滅裂阿鼻叫喚のドン引き間違いなしの最低傑作
半分コメディ。半分SF。半分エロ。
最終更新:2021-10-26 07:39:08
5585文字
会話率:13%
鬼畜な美食家 Ⅳ 1話
2021年8月
事件は起こってしまった。東京では夜になっても蒸し暑い日が続き、若者たちは夏の夜を楽しむかのように、道端で会話を楽しんだり居酒屋で暑気払いにビールを片手に夜を楽しんで居た。平穏な時
間だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-25 13:20:49
144834文字
会話率:0%
東京に突如出現した異形のバケモノ〝蟲〟。
人を喰らい弄び、女に種を植え付け繁殖する蟲に対抗する人々、その前に現れた異能の少女たち。
姫君と呼ばれる彼女たちと、蟲たちとの戦いの行方は……
最終更新:2021-10-16 22:07:25
5637文字
会話率:25%
江戸時代なら大年増呼ばわりされる歳になった独身の編集者・百合子は、身もこころも燃焼し切れていないのではないかと感じている。人と人との関わりの機微がわからないわけではない。
東京・銀座で母が経営するスナックの客・吉田に案内を依頼した八ヶ岳
の横岳山頂で、百合子はふと開眼する。吉田は百合子よりも30歳も年上だった。離婚しており小さな貿易会社を経営していた。
スイス・アルプスの麓、ハイジが出てきそうな高山植物の花があふれた小さな村のホテルで、百合子は吉田を待った。
東京とスイスを舞台に展開する「世代」差「秘」恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-15 09:35:52
141347文字
会話率:42%
江戸時代なら大年増呼ばわりされる歳になった独身の編集者・百合子は、身もこころも燃焼し切れていないのではないかと感じている。人と人との関わりの機微がわからないわけではない。
東京・銀座で母が経営するスナックの客・吉田に案内を依頼した八ヶ岳
の横岳山頂で、百合子はふと開眼する。吉田は百合子よりも30歳も年上だった。離婚しており小さな貿易会社を経営していた。
スイス・アルプスの麓、ハイジが出てきそうな高山植物の花があふれた小さな村のホテルで、百合子は吉田を待った。
スイス・レマン湖に映る「世代差秘恋」物語。
●『レマン湖永久(とわ)に』は、文字制限70,000字を超えますので、(上)、(中)および(下)に分けて掲載します。
レマン湖永久に 目 次
レマン湖永久に(上)
第1章 出会い
ハイジの国スイス・アルプス
お触りでイエロー・カード
男女の向こう
スナック「甲斐」
新聞記事のような電子メール
第2章 面影橋
機動隊に叩かれて
お兄ちゃんに「おむすび」
お兄ちゃんの逮捕
ある魂 胆
半日も探したネクタイ
街路灯の死角
第3章 赤い糸
ハクサンイチゲ
二階のお兄ちゃん
罪が消えない時効
ボイコットした卒業式
若い人みたい
レマン湖永久に(中)
第4章 八ヶ岳
亀甲池と双子池
野外手作りディナー
田舎育ち、東京育ち
衝撃的な開眼
江戸時代なら大年増
お芝居?の台本
第5章 スイス
氷河期の村、ラウターブルンネン
清楚なスイスのホテル
とうとう来ちゃった
夕日のアイガー北壁
静寂のベール
快楽に浮遊
グッモーニン・トゥーユー
神秘のブルー
背中に正座
映画007の舞台シルトホルン
レマン湖永久に(下)
第6章 東中野
後朝の文
静かな棲息
出張
第7章 胸騒ぎ
フランスへ
最後のディナー
ローザンヌ
レマン湖ふたたび折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-13 15:00:00
45332文字
会話率:40%
江戸時代なら大年増呼ばわりされる歳になった独身の編集者・百合子は、身もこころも燃焼し切れていないのではないかと感じている。人と人との関わりの機微がわからないわけではない。
東京・銀座で母が経営するスナックの客・吉田に案内を依頼した八ヶ岳
の横岳山頂で、百合子はふと開眼する。吉田は百合子よりも30歳も年上だった。離婚しており小さな貿易会社を経営していた。
スイス・アルプスの麓、ハイジが出てきそうな高山植物の花があふれた小さな村のホテルで、百合子は吉田を待った。
スイス・レマン湖に映る「世代差秘恋」物語。「悲恋」物語かもしれない。
●『レマン湖永久(とわ)に』は、文字制限70,000字を超えますので、(上)、(中)および(下)に分けて掲載します。
●『レマン湖永久(とわ)に』は、Amazon.comで電子書籍および紙書籍として好評発売中です。
Amazon.comの書籍通販ページで『レマン湖永久に』と入力してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-04 16:53:54
46010文字
会話率:40%
東京在住の伯父を頼って観光のために上京した美少年が「ウッカリ(?)」ズボンとパンツを履き忘れて待ち合わせ場所に現れたおじさんを猥褻物陳列罪にしないために、おちんぽケースになって決死のハメハメデートを敢行します!
おちんぽケースの慧空(ケー
スケ)くん^^安易名付けたのし~!
※pixivにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 22:17:37
20046文字
会話率:61%
チョリソーのドットリ将軍は東京に核ミサイルを撃ち込むと宣言した!グランドスラムズはそれを阻止できるか!?
最終更新:2021-10-09 14:11:33
8864文字
会話率:37%