時は二十一世紀末、政権交代につぐ政権交代で雇用はより一層悪化し、社会は就職ハルマゲドン。今では、天皇が女性になり、時代の流れで総理大臣も女性となった。男性の社会的地位はどんどんと低下し、世間一般は女尊男卑の思想が高まっている。
そんな中、密
かに権力者が利用するようになったのが職業痴漢。女尊男卑のこの時代、女性を失脚させるのに手っ取り早いのは、金や愛人のスキャンダルではない。男性に辱められる、つまり痴漢やレイプの事実である。痴漢で失脚させ社会的地位を奪う、この時代、犯罪と知りながらも職業痴漢の需要は伸びていく一方だった。職業痴漢は、女尊男卑の時代にはまる、まさにニッチ産業であった。
痴漢師寺田武は、そんな時代の犠牲者。痴漢冤罪の犠牲となった父を持つ。就職は出来ず、アルバイトを点々とするどん底に居た時に、職業痴漢を考え付く。
裏社会の依頼も請け負う、探偵事務所の社長兼喫茶店のマスターとの出会いもあり、寺田は痴漢を次々と成功させ、裏社会での富と名声を得ていた。
今月下旬にDL販売予定の痴漢王外伝~ジョジョの奇妙な痴漢~ぷらす痴漢王2ndステージ~レイプ魔人あらわる~の体験版および販売作品にも同梱予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-16 20:11:01
29570文字
会話率:37%
人生の後半に足を踏み入れた49歳の和彦は、久々に開催された高校のクラス会に参加した。高校時代の悪友たちも、ある程度の社会的地位を獲得しが、残りの人生を考える年になっている。そして和彦と仲が良く恋心を抱いていた女たちから、逆に好きだったことを
告白される。なかでも淳子は和彦を思い続け、死ぬ前に思いを遂げようとクラス会に参加したのだ。そして高校時代からの親友の援助で夢は実現するが、それがキッカケとなり、和彦は女たちの多様な人生と愛欲の渦中に陥ってしまう。そこには高校時代の挙動が関係していたことを和彦は知り、晩年に突入する生活の中で、愛欲、人生、生と死を短期間で考え直すこととなる。そして再スタート。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-20 13:09:03
112640文字
会話率:40%
あなたのご近所にはどんな人が住んでいますか?1人や2人「素敵だなぁ」と思う方はいるでしょう?普段は澄ました顔で挨拶を交わす、そんなご近所さんだって本当はエッチなんですよ、きっと。(不倫や覗きなど、反社会的な行為の描写を含みますのでご注意くだ
さい)~2012-3-04 おかげさまで完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-04 21:00:00
198013文字
会話率:48%
誘惑。人はさまざまな反論と抵抗を試みるが、それでも抗えない誘惑がある。耽溺することは罪なのか。弱さなのか。それとも—— 欲望と/痙攣とのあい間に/潜勢力と/実存とのあい間に/本質と/現象とのあい間に/影が落ちる/それ御国は主のものなればな
り(T.S.エリオット『うつろなる人々』)
-----嶋一挿は作中作の作家ですが、彼が実際に書いたものを設定したくなりました。一度勢いだけで書き上げましたが、未消化のモヤモヤだけが残りました。そういうわけでの改稿版です。初版はそのうちに消してしまうと思います。お気に入り登録やら評価やらしてくださった方、誠に申し訳ありません。
一部残酷・反社会的・反道徳的な内容を含みます。性描写も宗教概念もオトナ向けのものです。ご了承の上、どうぞ。(kuro-kmd)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-29 19:08:35
13888文字
会話率:5%
・・・誘惑・・・あのな、陰気な薬草園に尼僧がつくった秘密の薔薇園があって・・・薬効のない、ただ美しいものを、尼僧はこっそり育ててる・・・ある日突然、そこに青年を見つける。青白い青年は荊に脇腹を裂かれて血を流しているんだな・・・まるで天からま
っさかさまに墜ちてきたかというように・・・。
作中作品からスピンアウトしたものです。嶋一挿は自分の創作中の作家ですが、作中で扱ううちに彼が実際書いたものを想定したくなりました。おそらく筆力では創作内の彼を越えられませんが、実験作として過去作品と参照していただければ幸いです。(『読書クラブ』シリーズの中島先生の筆名です)
『誘惑』について、元カノの誘導尋問に応じるうちに作家から溢れ出した言葉…。それをきっかけに、青年はつらつらと文字を紡ぎ始める。そんな前段ですが、もちろんお読み頂かなくても完結するものです。一部残酷・反社会的・反道徳的な内容を含みます。性描写も宗教概念もオトナ向けのものです。ご了承の上、どうぞ。(from kuro-kmd)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-06 00:21:12
14660文字
会話率:9%
29歳になろうとするところで、俺は人生のリセットを余儀なくされた。『人生のリセット』なんて大袈裟だと笑われるかもしれないが、その意味は29歳になろうとする男が社会的に、またプライベートでも大変化があったっていう意味だ。
-8年の謎のブランク
を経て再会した幼馴染 2人が主人公。あんなに仲の良かった2人を8年も疎遠にしたのはなぜか?そして、ストレートの2人が不器用に愛を模索していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-05 07:08:09
177870文字
会話率:53%
細川家屋敷には主の可奈を失い悲しむ数百名の専属メイド隊がいた。
その中には反保彦派と呼ばれ保彦に特に怨みを強く持つ者がいた。
罠を仕掛け、美香を使って保彦を社会的に抹殺しようと試みる。
一人の可奈専属メイドは保彦と共に生活をする事でそれまで
の人生で知らなかった様々な気付きを得る。
そして可奈達を奪還すべく反保彦派のメイド達が乗り込んでくる。
「いくぞ尚美、抜かるなよ! 何としても可奈お嬢様と美紀様を我らの元に取り戻すのだ!」
「分っているわ榛名! 我らの可奈お嬢様の為に!」
彼女らもまた、屋敷とは全く異なる生活や保彦と生活を共にする事で心を揺り動かされて行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-15 22:37:58
86897文字
会話率:57%
=====collaboration=====
この作品は、天ヶ森雀さまのオリジナル小説「官能少女」にインスパイアされたものです。作中で、主人公の少女が書いた小説を辿るようにストーリーが展開しますが、ちらちらと見え隠れする作中作が非常に魅力
的で、通して書いてみたいと思うようになりました。完結した作品となることを目指して書いていますが、ぜひ、「官能少女」読了後に読んで頂ければと思います。
このような形にすることを快くお許しくださった天ヶ森雀さまに、改めてお礼申し上げます。
こうして書くことが「官能少女」ひいては雀さまファンの世界を壊すことがないよう心配しつつ、同時にこういう形のファンレターであると、寛大にお許し頂ければ幸いです。
=====ある日、深窓の令嬢・清香の前に現れた年若い叔父、亮。張り巡らされた銀糸の罠に、清香は絡めとられていく…。血と自我の迷宮に囚われた美貌の兄妹を、懸命にゴージャスに描きました(汗)-----性描写多し・近親相姦、陵辱傾向など反社会的な要素も多くありますのでお気をつけてどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-07 21:00:00
23122文字
会話率:38%
裕福で社会的地位もある家庭の首吊り死体が高級住宅街で発見された。一体何が原因で首をつらなくてはいけなかったのだろう。また、その家族を惑わせるような女性の死体が発見される。家族とは何か。家庭とはどうして存在するのか、病気の母を助けたい一心で兄
弟は事件の真相を解明していくうちに、家族の中の隠されてきた真実が見えてくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-15 17:25:59
14472文字
会話率:44%