漁を生業とする島の漁師のレオネルはいつものように父親と朝早く漁に出た。しかし、網を引いている時に突然の嵐に見舞われた。成すすべもなく海に放り出されたふたり。リオネルは気が付くと無人島の浜に打ち上げられていた。
父親もここにいるかもと捜索し
たが同じ島にはおらず、捜索の末ここが禁忌の島と判明。祭りの時にしかこの島には人が上陸しない島なのだ。そして祭りの日は半年後で当然人は来ない。海流の関係で漁には危険な場所のため、船は普段から近づかない。リオネルは死を覚悟し、食べ物のない島でヤシの実をすすり死を待っていた。
夜になり静かな浜で月を眺め、自分の不幸を嘆いていると人の気配が。目を開くと自分を覗き込む美しい男性がそこにはいた……
何もかも忘れ人の輪廻を巡る月の神。それを長い時をかけて探し続けた地球の神お話しです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 17:25:30
69763文字
会話率:64%
悪虐の限りを尽くしたとして魔界へ送られることになった聖女フェリシアは、魔王ヴィンセントの顔を見るなりここがゲームの世界であることを知る。
しかも、彼は前世で生きる糧であったほど愛したキャラだった。でも、悪役である彼はどのルートでもフェリシア
を守るために命を落としてしまう。どうせ生まれ変わったのなら、絶対に彼を救いたい。
けれど、私のせいで彼は不幸になってしまう。彼を救いたい一心で「殺してください」と頼んだらむしろ興味を持たれてしまったようで、彼の執着が日に日に増していく。
「例え泣いたとしても、決して逃がしはしない」
凄まじい執着心をみせられて心臓持ちませんけれど!私は絶対に、彼を幸せにしてみせますから!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-10 21:20:55
123923文字
会話率:38%
「わたくし、もしかして異世界転生してしまいましたの!?」
なんの違和感もなく性格の悪いご令嬢として過ごしていたある日、アリーチェは思い出した。
ここが、生前大好きだった小説の世界であることを。
そして、自分は破滅が確定している悪役令嬢である
ことも!
いくら好きな小説でも、そんな未来は耐えられない。なんとしてでも生き延びなければと決意したアリーチェ。
婚約者である皇太子エドモンドの体を陥落し、自分から離れられないようにしてしまおうと動き始めるのだった。
※両方喘ぎます
※ア◯ル攻めはありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 23:55:01
12361文字
会話率:37%
ふと目が覚めると、なぜか牢屋の中にいた。
状況が掴めないものの、私はアーシエという令嬢に憑依転生してしまったようだ。
金髪を縦巻ロールにしている私は、どう考えても、悪役令嬢。
悪役令嬢が牢屋にとくれば、断罪ルートしかないだろう。
しかし選択をミスした私は、ここが断罪などではなくヤンデレルートの入り口であることに気づく。
そしてルドによってドロドロに刻みつけられる愛。
重いほどの溺愛は全てアーシエに注がれ、痛みと共に刻まれる愛の形は、やがて快楽へと変化していく。
そんなルドに惹かれるたびに、自分は誰なのか。
そしてルドの愛は誰のものなのか。
アーシエではない自分に葛藤し、現実から目を背ける。
ただ現実はアーシエを放っておいてはくれない。
アーシエが毒殺をしようとしたというヒロインまで現れ、ますます記憶は混乱していく。
ヤンデレは溺愛となり得るのか。
私は誰で、ルドの愛は誰へのものなのか――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-24 00:02:03
101589文字
会話率:37%
★コミカライズ企画進行中です★
聖女が召喚された。
その報告を受けた公爵令嬢メリューエルは思い出した。
ここが『氷の騎士と常春の聖女』の世界であることを。
それは聖女と騎士の物語。
聖女アカネが騎士ミュチュスカと障害を乗り越え、紆余曲折を経
て結ばれる恋物語。
そして、ミュチュスカは、メリューエルの婚約者だった。毛嫌いされているが。
どうせ聖女に奪われるなら、最期くらいあなたの記憶に残る死に方をしたい。メリューエルは賭けに出ることにした。
*悪女は前世の記憶を取り戻しても悪女のままです
*R18は激しめ、本編は全79話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 12:00:00
179876文字
会話率:23%
「いい加減解放してあげて下さい!」
頬を叩かれた瞬間に、自分のこと、ここが以前に遊んだことのあるBLゲームの世界だと気が付いた。
次の瞬間には大勢の前で婚約破棄を言い渡され、棄てられると知っている。どうにか出来るタイミングではなかった。
こ
の国を守っていたのは自分なのに、という思いも、誰も助けてくれない惨めさもあった。
けれど、婚約破棄や周囲の視線なんてどうでもいいんです、誰かに愛されることが出来るなら。
※執着×溺愛×家族に愛されなかった受
※攻同士でのキス有
※R18部分には*がつきます
※アルファポリスさま第11回BL小説大賞奨励賞頂きました
※アルファポリスさまでの2、3話をムーンさまでは1話にしています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 21:00:00
403539文字
会話率:34%
ここがヤンデレ乙女ゲームの世界で、自分がいずれ婚約破棄される悪役令嬢だと気付いたマリアナ。
だが、そもそも執着ヤンデレ攻略キャラなんてそもそもお断り!
ならばもう何もせずヒロインに婚約者を奪われ婚約破棄されるのを待とうと思っていたマリアナ
だが、何故かヒロインはいつまでたっても現れず、気付けばそのままヤンデレ攻略キャラだったはずの王太子と結婚してしまって――!?
「ずっとこの日を待っていたんだ」
執着ヤンデレ激重王太子×婚約破棄されるのを待っていた悪役令嬢の初夜のお話です。
ただえっちなことをしてるだけ。
※アルファポリス様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 02:24:04
10437文字
会話率:42%
もうすぐ通っている魔法学園の二年生になるセシル侯爵家の一人娘である私ことロレッタは、何気なくツインテールにして愕然とした。
「私は私を知っている!?」
鏡に映った自分の姿を見て、ここが前世の兄がプレイしていた難易度激甘の18禁ギャルゲー
の世界だと気付いたロレッタは、えっちなことをされながらこのゲームの主人公に攻略され、将来はハーレムの一員になるという未来に愕然とする。
一時は仕方がないのだと諦め、せめて主人公が自分好みの銀髪イケメンであることに期待したロレッタだったが、好みと正反対の主人公を見てショックを受ける。
“ぜ、絶対攻略されたくない!”
だが、何しろ難易度が低いのだ。
普通に生活をしていたら攻略されてしまう上にゲームの強制力なのか、どうしてもえっちなイベントは起きてしまうようで――?
「ならそのイベントは俺としよ?」と現れたのは、ひとつ年上のドストライク銀髪イケメンだった!?
ちょっぴり策士なドストライク伯爵令息×18禁ギャルゲーのツンデレ枠になってしまった侯爵令嬢のラブコメです。
※アルファポリス様、エブリスタ様でも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 16:00:00
95347文字
会話率:34%
彼氏であるヨウセと共に迷宮に迷い込んでしまったサラ!絶対絶命のこの状況そんな時に、サラは前世の記憶を思い出す…!!「エロゲーじゃねえか!!」そう!この世界はいわゆるエロゲー!迷宮に迷い込んだ者の中でも一番性欲が強い者の欲望を叶えるとても(や
)らしい設定!そして迷宮に選ばれた証の淫紋が浮かぶのは…!!「えっ、毎日オナニーしてる私よりも性欲強いの?エッチじゃん…」褐色の肌に浮かぶ金色の淫紋!ヨウセであった!「ま、精神年齢的にも私のがお姉さんですし?最高にエッチなエロトラップダンジョン体験をさせてあげますか!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 11:26:33
1456文字
会話率:30%
モラハラ夫と離婚することになったレンは大切なペットのインコ、シロと家を出て行くことに。
ところがシロがゲージから出てしまい慌てて追いかけると、突然知らない場所に立っていた。そしてシロの代わりに羽の生えた男が目の前に。
男は白夜と名乗り
、自分がシロだったことを明かす。
白夜の説明で、ここが異世界であること。
そして鳥人族の里に転移させられたレンは、魔女の呪いによって同種間で子が産まれなくなったことを聞く。
そのため異世界から「異邦人」を招き、子供を作ることで里を救って欲しいとお願いされるのだった。
【登場人物】
・シロ(白夜)
大きなインコ。その正体は鳥人族の長。
里が危機的状況に陥ったため、単身異世界に乗り込み異邦人を探す。
レンにぞっこんだったものの、レンが結婚していたためアプローチする機会を虎視眈々と狙っていた。
・レン
モラハラ夫と離婚することになりペットのシロと共に家を出ることに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 09:49:50
25383文字
会話率:52%
いつも通りの日常を送っていたはずの超演技派高校2年生の真田 鯉桜(さなだ りお)は、最初は不思議に思ったが徐々にこの世界が突如貞操観念が逆転した世界だと理解し始め、ここが完全に貞操観念逆転の世界であることが分かった。男女の人口はほぼ1:1
でそこまで変わっていないが、男に意識してもらえるために女性は美しく進化していたので、美女や美少女ばかり!そしてこの世界の基準で、自分の体つきはどうやらかなりエロく、顔もそれなりにイケメンであると分かったので、自分の肉体美を投稿する裏垢男子を始めることにした。
さらにどうやらこの世界のすべての男性は性に関する積極性はほぼ皆無であり、絶食級と言っても過言ではなかったことも判明した。超が付くほど需要が高いエロ系の裏垢男子に大興奮する女性陣、そしていずれ美少女美女たちとオフパコ配信することになる。だがエロだけではなくノーマルな配信からVtuber配信まで幅広く活動したことにより、いろんな意味で有名になり過ぎて、知名度はネット上だけにはとどまらなくなり国民的アイドルクラスまで上り詰める一人の男の伝説に近い物語である。
※キーワードに入りきれませんでしたが、他にも人妻(未亡人?)やギャル、変態ストーカー、喘ぎなど様々なカテゴリーを予定しています。NTRは個人的に好きじゃないので含まない可能性が高いですが、含まれるかもしれません。時の進みはかなり早めなので、色々な部分を大目に見ていただけると助かります。m(__)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-14 00:19:23
546869文字
会話率:65%
フロリア王国の王都・ハルニレに店を構える花屋の一人息子・セツは幼少に前世の記憶を取り戻し、ここが弟がハマっていた美少女ゲームの世界であることに気づく。
弟の熱烈な布教によりセツもプレイをしたことがあるそのゲームで彼が心奪われたのはヒロインで
はなく、魔法学校で主人公の級友となる第二王子・カレル。
この第二王子、とにかく顔がいいのだ。それはもう世界的に保護すべきレベルで。
カレルはその見目にぴったりの女性にモテるプレイボーイ設定と気さくで面倒見のいい性格から、ときには主人公の恋の相談に乗ったり場合によってはお膳立てまでしてくれ、ときには主人公のピンチに駆けつけてくれる。しかしその笑顔の裏では第一王子である兄と比較され育てられてきたことや、平凡な家庭の出でありながらめきめき才能を開花させていく主人公に対するコンプレックスに苛まれ、物語中盤では巨悪にその心を利用されルートによっては命を落としたり、一番マシなものでも意識が戻らないままエンディングを迎えることになってしまう……。
この世界に転生したからにはカレルを絶対に闇堕ちなんかさせたくない——よし、じゃあ俺が彼を激推しして自己肯定感をブチ上げていこう!
そう決意したセツは、幼少から大人になった今もカレルが花を買いに来たり、セツ王宮に花を届けに行くたびに全力で愛を伝えるのだった。
「よ、カレル!今日も最高に麗しいな!」
「うるさい、とっとと花を売れ」
気づいたらカレルはセツにだけツンツンするようになってしまったけれど、それもそれで愛いからよし!と思っていたのだが……。
ある日、セツはカレルから夜伽を命じられ、二人の関係は新たな方向に動き出す——。
※R18回は*
※毎週水・土曜日更新(ときどきおやすみ)
※随時加筆修正(誤字報告一旦停止させていただきます)
※アルファポリスにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 06:00:00
145854文字
会話率:49%
リリィ・ディアマンテはここが大好きだったゲームの世界で自分が主人公の義姉でセクハラ紛いの嫌がらせをするショボい悪役だと気づく。
なんとか主人公のクレイを悪の道に染めず、幸せになって欲しいと考えて、選択した行動が大間違いでメタクソ酷い目に遭
っちゃう女の子のお話です。
義弟×義姉・主人公×ザコ敵
捻れた執着溺愛ものです。
ハッピーエンドではありませんが、愛は山盛りあります。
ふわっとお読みください^^折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 21:00:00
8905文字
会話率:27%
ミアは孤児だったが、五歳の頃にある伯爵夫婦に養子としてもらわれ育てられた。
そして月日は流れ、魔法学園に通う年齢になる。
入学式の日に学園の門をくぐった瞬間前世を思い出し、ここが乙女ゲームの世界で自分はヒロインに転生していたことに気づく。
そして、悪役令嬢であるローゼマリーも実は転生者だった。
しかもミアよりもずっと前から前世の記憶を思い出している様子で、攻略対象者たちは既に全員攻略済み!?
おかげでミアは攻略対象者達から敵視され嫌がらせを受けることになってしまう。
面倒ごとを避けるために偶然知り合った地味な容姿のルーカスを説得して、かりそめの恋人になって欲しいと頼むが、実は彼にはとんでもない秘密があった。
※アルファポリスさんでも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 18:25:38
75101文字
会話率:37%
アリシアにはずっと仲良しだった幼馴染のラウルがいた。
そんなラウルとある日婚約が決まりそうな時に、アリシアはその婚約に待ったをかけた。
何故ならアリシアは思い出してしまったからだ。
ここが乙女ゲームの世界で、ラウルは攻略対象の一人。そして自
分は当て馬要員の婚約者だと言う事に…
当て馬になんてなりたくなかったアリシアは両親に『ラウルとは婚約したくない』と伝えるも、どうしても嫌なら自分で説得しろと言われてしまう。
そこでアリシアはラウルに『婚約を無かった事にして欲しい』と告げた。
今後現れるであろう本命を匂わせ、なんとか諦めてもらうはずが…ラウルは諦める所かアリシアを恋人の様に扱うようになり…
アルファポリスさんでも掲載中です。全14話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-15 22:54:19
36241文字
会話率:42%
湖の民であり辺境伯子息であるミュウには前世の記憶があった。
ある日、父からもたらされた縁談をきっかけにここがとあるファンタジー小説の世界だと気づく。
ミュウはプロローグにしか登場しない名も知らされない役。
「そっか、あの話はこんな世界だっ
たんだ」
前世の記憶があったとしても、名も無き役だったとしてもミュウはミュウらしく生きていきます!
※ご都合主義な部分が多々あります
※田舎訛りということで主に『関西方面の言葉』を使用していますが、訛りがあっても意味が通りやすいという意味合いで用いてますので『関西方面=田舎』だとは全く思っていません
※別サイトにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 00:00:00
119523文字
会話率:54%
「アリアナ、ここが好きなのか?」「あんっ、好き」メーベルトはアリアナと性交渉をして……いないッ。これは妄想である!
アリアナは王都の第三騎士団で淫魔であることを隠し、秘書として働いている。
上司のメーベルトは第三騎士団の団長で、真面目で実直
な国の英雄でもあるが、アリアナと性交する妄想を常にしており、アリアナには淫魔の能力でそれが"視えて"いた……。
メーベルトはアリアナに妄想を覗かれている事実を知らないが、アリアナにとってメーベルトの妄想から発散される精気は食事になるので、お互い様の筈だった。
しかし、ある日、アリアナが呪われ命の危機に陥ってしまい……?
みたいな感じですけど、淫魔が主人公の時点で、エロ描写はお察し量になっております(笑)
お察しください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 16:08:11
120447文字
会話率:39%
ミカエルは十七才、金髪に緑の目。森育ちで世間知らずの美少年。目つきと言葉使いの悪さはご愛嬌。純心です。カップリングはルシファー×ミカエル。二人の出会いを描いた学校編です。
デビルが家の近くに現れたことがきっかけとなり、森での長閑な日常が
壊されたミカエル。実は王族の血筋で、教会勢力から隠れて暮らしていたことを知る。そんな時、通りがかりの修道士ラファエルに捕まり、聖学校へ入れられてしまった。そこでは力は使えず、卒業まで出られないという。一緒に暮らしていた師匠は行方不明――。
「はーなーせーっ」
「ここがどういう所か、君は知る必要がありますね」
一神教が崇拝されている世の中、ミカエルという存在は重要で。
「……どいつもこいつもミカエルミカエル煩ぇわ」
「ここにいる以上、逃れられない」
理想通りの "ミカエル" にしたい教師たち。ミカエルは鋼の心で数多の困難に耐え、学校脱出を企てる。その過程で出会ったルシファーという生徒が協力者に。彼は破門されたとかで、人前には姿を現さない、のだが。――秘密の逢瀬は風呂場にて。
「あとは頼む」
「神に祈りたい気分だ」
ミカエルは鼻で笑って親指を噛み、描いた円に手の平をついた。
森で育ったミカエルは、連れ込まれた聖学校で初めて世間のあれこれと対峙します。シリアス多め。本作はブロマンスっぽいです。
※予告なく残酷な表現や性的な描写があります。モブ姦要素などもあるのでご注意ください。
※数年前に他サイトで公開したのを書き直したものになります。内容を大きく改変したので、異なる世界線の話と思っていただければと思います。
イメージイラストなどがあります。イラストをご覧になりたくない方は、表示調整で挿絵の表示をオフにしてお楽しみください。イラストのあるページはタイトルに「゜」がつきます。
この作品はアルファポリス(https://www.alphapolis.co.jp/novel/510295944/16729165)にも掲載、連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 23:39:43
159830文字
会話率:67%
人々を餌と見做す「悪しき魔物」と、人々と共存する穏やかな気性の「善き魔物」がいる世界。
辺境の村で「悪しき魔物」に生贄として捧げられそうになっていたステュは、寸でのところで「正義の勇者様」にしては目つきが鋭すぎるディナイに助けられた。
「俺
と来るか」
「行く!!」
「一切迷いなしに即答か」
「だって行くとこないもん、何でもします! 荷物持ちでも! 魔物を誘き寄せる餌でも! 何でもやります!」
幼い頃に両親を亡くし、不吉な厄介者として扱われてきたステュ。生まれ育った村を去り、ディナイと旅立つことを決意したのだが……。
「今日からここがお前の仕事場だ」
「ここ? ここって……?」
「娼館だ」
(あ、あれぇ……?)
――美しい白亜の島で、ディナイの妹が女主人として君臨する高級娼館の下働き(女装必須)として、ひとりぼっちだったステュの新しい日々が始まる。
【ステュ/十五歳~】
辺境の片田舎の村育ち。ハチミツ色の髪。メイド服が似合う容姿。父親は村の外からやってきた旅人で、余所者と一緒になった母親は実家から絶縁された。村人にも敬遠される中、曾祖父だけが優しくしてくれた。六歳の頃に両親は他界。勇者様がお姫様を助ける絵本がかつての宝物。
【ディナイ/二十六歳~】
一匹狼タイプの勇者。長身で黒髪。鋭すぎる目は猛禽類を彷彿とさせる。十六歳で初武者修行を経験している。かつて妹以外の家族を「悪しき魔物」に屠られた。今は無償で危険が伴う魔物討伐に出向くことも。皆に平等、さり気なく情に厚い。しかしステュと出会って、後にある変化が。
■□■
このお話は過去の自作短編を大幅に加筆・修正したものです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 22:00:00
54523文字
会話率:43%
会社が倒産して無職になった小野田ナオト。
自宅に帰る途中でマンホールに落ち、白いベッドの上で目が覚めた。
傍らで彼を見守っていた少女の名はミューリ。
しかし彼女の服装は、彼の常識ではありえない全身(胸をのぞく)を包む桃色のボディスーツだった
。
突然目覚めたナオトに驚いたミューリが応援を呼んだものの、その応援達も全員スケベな恰好でナオトはさらに混乱してしまう。
ミューリが呼んだ白衣のお姉さん-トピエラ-からここが惑星ヒュルグだと聞かされ、さらに自分達に協力するかしないかの選択をいきなり迫られた。
協力を選択したナオトはまず身体検査を受けることになるのだが、とある理由でベッドから動くことができなくなっていた……。
無事に検査が終わり、惑星ヒュルグには女性しかいないという衝撃の事実と、すこし訳ありな理由が語られる。
惑星ヒュルグでの生活に馴染もうとするナオトは、耐え難い性欲に頭を悩ませていた。その一方で、男を知らない女達も彼との接触で忘れられていた雌の本能を開花させていくことになる。
本能を刺激されてエロエロになっちゃうSFチックやりまくりストーリー。
※タイトルにキャラクター名のある話がエッチ回です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-17 08:06:11
72371文字
会話率:44%
私は、近藤(こんどう) 鈴蘭(れいら)15才。中学の卒業式の帰りに、異世界に転移してしまった。
運良く、異世界の貴族の元に転移でき、その人たちの娘として、異世界で生活を始めた。
そこで、貴族の学園に通い始め、ここが小説の中だと気付く。
しか
も、私は、小説の中では、悪役令嬢として、登場していた。
私を、本当の娘のように思ってくれる、異世界の両親のためにも、断罪を回避しようとするのだが…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 20:03:29
93067文字
会話率:49%
シャルロッテはある日ここが前世のライトノベルの世界で悪役令嬢と言われて婚約破棄される未来を思い出す。しかしシャルロッテは婚約破棄されるのはまっぴらごめん。婚約者と仲良くなって、婚約破棄される未来を回避しようとする。無自覚巨乳美女が婚約者の関
心を得ようとあれこれあざとく(?)アタックする話。細かいことは気にせず読んでね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-12 12:47:16
89467文字
会話率:69%