「─── すべて醜聞とするがいい、されど、私はあきらめない」
ヴァイオラ・アイリーン王女は、瞳をその名の花の色に染め上げて、宣言したのだ。
王妹殿下の逃避行、その辿り着く先は?
※予告なく性描写が入ります。主人公以外の同性間の愛情表現が多
くありますので、苦手な方は避けてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-14 22:09:14
23291文字
会話率:18%
ノーダヴィダ王国大図書館を舞台にした波乱を呼ぶ者の最初の話。
見習い魔術師シーヴァは、これまで後ろ盾もなく、僅かな代償のために自分を切り売りするような生き方をしてきた。
そんな彼の新しい師となったのは、最高位の宮廷魔術師キリファド=ルシフィ
ン師。
彼は、人と時の神の契約の書「アストレーデ聖典」を収める壮大な書庫の鍵を預かっていた。
清廉にして厳格な師が、なぜシーヴァの師となったのか。 やがてシーヴァは、その厳格な師にまつわる、醜聞を耳にする。
そして、明かされる少年キリファドと、隣国の国王ラバリスの血塗られた絆の物語とは?
※現在、タイトル整理中。本文の推敲はまだいたしません。現在、随時進行中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-02-22 21:07:04
132215文字
会話率:24%