海の見える小さな町。
蝉時雨の降り注ぐ坂の途中にある家で、春樹は幼馴染の聡史と共に住んでいた。
ストイックな春樹と無口な漁師の聡史の生活は、穏やかで平穏で、そして退屈な日々。
そんなある日のこと。
春樹の前に美大生の理一が現れる。
春樹をモ
デルに絵を描きはじめた理一。
距離を縮めていく二人と、それを知りながら身を引こうとする聡史。
永遠に変わらないと思われた日常に小さな亀裂が生じ始めた。
潔癖症な青年×漁師×美大生折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-31 09:57:33
39725文字
会話率:32%
蝉時雨の降り注ぐ坂の途中。
うっそうと茂る草木に囲まれ、春樹は幼馴染の聡史と共に暮らしている。
海の見える小さな町で、いつもと変わらない平穏で退屈な日々。
そんなある日のこと。
春樹の前に美大生の理一が現れる。
永遠に変わらないと思われた
日常に小さな亀裂が生じ始めた……
※新人賞などに投稿していますので、作品を非公開にする場合もあります。ご理解の上お楽しみ下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-27 17:27:30
39501文字
会話率:20%
美大生の大河内瑠佳が徹夜明けに放り出された街でふと立ち寄った店には、人なつっこいギャルソンがいた。
彼の全てに魅了された、冬の朝。
※ ブログ、まとめサイト、pixivに掲載済み。
最終更新:2015-09-07 06:23:03
1571文字
会話率:32%
※この小説は、重複投稿作品です。
人の形に惚れ込んだ男子美大生と彼の友人の尾崎優との物語。
彼女は背が高く、スタイルがいい。同じ学年の幼馴染みである。いつも周りには友人がいて、辺りを太陽のように照らしている。それに引き換え犬飼友広は背が低く
、印象は暗く、友人と呼べる友人は殆どいない。
正反対に位置する友広と優に接点があるとすれば、それは描き手とモデルという関係だけだった。(第一章)
友広は大学内でも指折りの描き手で、その技術だけは周りの人間たちを驚かせていた。
もちろん優も美大生ではあるのだが、何故か描くことよりも描かれることの方が多く、彼女の絵の技術がどれほどのものなのか、それを知っている人間は殆どいない。
ある日、いつものように優をモデルにデッサンを描いていると、唐突に彼女は言った。
「私って、無能なのに綺麗なんだね。」
それは自信の表れのようでもあるし、自身を皮肉っているような言葉でもあった。
優にはコンプレックスがあった。それは、絵が描けないということ。モデルとしてでしかこの学園にいる意味を見いだせない彼女の悩みは切実で、しかし、それでも友広にとっては羨望の眼差しを送るには十分な自信だった。
絵を描くことしかできない友広と、人形のようにモデルになるしかない優の淡い恋愛は始まっていく。(第二章)
段々と打ち解けていく二人の関係は親密なものになり、そしてそれに気が付いた周囲の様子も変わっていった。
足りないものを補うように、自分の欠点を埋め合うように近づいては離れたりを繰り返していく。(第三章)
学園を卒業後、友広は芸術家として顔が売れ始め、優はモデルとして生きていくようになり、必然のように二人の関係は終りを迎えた。それでも、二人は時折お互いを探してしまうのだ。駅のホームやデパートの本屋、喫茶店の窓辺、二人が生活していた部屋の窓の向こう。
手に入れたいものが一番遠くにあって、それは手に入らないと知っていても、求め合ってしまう心の形。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-12 13:43:52
11078文字
会話率:46%
外国人調査員×日本人美大生
橋の調査をするために日本にやってきた外国人と、その外国人と偶然出会って仲良くなった美大生の話。金髪緑目ロースペック外国人×ちょっと変な日本人
(外国人は日本語がまだ上手に喋れないため、たいへん読みづらい文章になっ
ております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-05 17:10:43
23698文字
会話率:67%
美大生の慎治は、ある日偶然参加したデモ行進でメチャクチャタイプの女性に巡り合う。 その女性をモノにしようと懸命な努力をする慎治。 さらにその慎治を好きになってしまう女性の娘。 やがてドロドロの三角関係に終止符が打たれる
最終更新:2014-07-26 20:27:35
11098文字
会話率:71%
美大生の佐藤義人とそのクラスメイト藤崎久遠が繰り広げる迷惑すぎる学生生活ラブ。
※喫煙シーンがございますがタバコとお酒は20歳になってからです。あくまでも架空の世界だということをご理解の上ご観覧ください。
なお、この作品はBloveさんの
方で完結、公開させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-05 19:27:09
92895文字
会話率:65%
好きな人がいる。私より18も年上で、ぼさぼさ頭にいつも着ているのは絵具がついた白衣とビーサン。童顔を隠す為に無精ひげを生やすその男は、やる気があるのかないのかわからない四十路間近のアート教授だ。彼の事がもっと知りたくて、彼が教えるクラスばか
りを取って来た。だが、大学4年生になり、卒業式まであと僅かになった頃。作品を通してではなく、彼の目でちゃんと私自身を見つめてもらいたいと願った私、アリア・マクレイアは、大胆なお願いを口にする。「トーマ、私を描いて」――服を脱いで彼のモデルに懇願した私は、一か八かの賭けに出た。◆橘志摩様主催の「枯れオヤジ愛企画」遅刻作品です。◆5話未満で完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-07 21:00:00
16479文字
会話率:42%
美大生の涼二は、同じ学部の院生であるTA(ティーチングアシスタント)の珠樹に想いを寄せる。だけど彼女は、新鋭芸術家の兄、誠一の婚約者だった。
最終更新:2012-12-29 08:43:46
22839文字
会話率:43%
僕は美大生。ある日、ビーナスのデッサン画を隣の豪邸に住む奥さんに見られる。すると奥さんは自分の裸婦画を書かせてくれるという。
最終更新:2009-12-30 06:38:43
2470文字
会話率:45%