細工物を生業とする彼のもとに寄せられた依頼は、「合鍵」を作ること。それも、隠し扉や金庫のものではない、もっと後ろ暗く淫靡なもの。依頼人が攫ったという美しい女、その操を守る最後の砦――貞操帯の合鍵を作れとの命令だった。
謎めいた女に、謎めいた
鍵。その妖しさ美しさに、彼は次第に魅入られていくが――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-05 21:03:42
35074文字
会話率:43%
時は神世紀2ØØØØ年。
ワシ=『神』はお隣に住まう災厄をまき散らす者の彼=『邪神さん』に困り果てていた。
大切に育てていた娘=『天使』がある日彼氏を連れてくると言った。
それが件の『邪神さん』だ。
彼は誠実な態度とこちらを立てる口調で娘の
どこがいいかを褒めたたえた。
ワシは大切にしてくれるならと彼に託した。
しかし数日をすぎた頃、娘の様子が変わっていた。
首には彼からもらった大切なプレゼントの首輪を付けていた。
酷く憔悴していたので心配して声をかけたが無視されてしまう。
耳が特殊な音を拾う。何かが振動するような音だ。
娘の肩がビクッと震える。
顔を青くしてその場に蹲る娘は必死に何かを耐えているようだった。
ポタッ ポタッ と何かがこぼれ落ちる音。
鳴いているのだろうか?
娘は「ひぐぅっ!」と一声吐き出したかと思うとその場に崩れ落ちた。
娘を部屋に寝かせてその日はワシも床に着く。
変な病気じゃなきゃいいんじゃがの。
それから数週間後。
前と変わらない表情で微笑みかけてくる娘。
少しほうける時もあるが毎日が楽しいと彼との日々をよく話してくれる。
最近トイレが近いのかよくトイレに籠る時がある。
数ヶ月後。
街で彼と出会う。
隣には娘と同じ首輪をはめた女性を連れていた。
それは誰だと声をかけようとしたがかけられなかった。
二人は周りから逃げるように公園に向かうと、植木の陰に隠れて犬のように交尾を始めていた。少し動けば見えてしまう距離でそういうことに及んでいた。
背筋が震える。まさか娘にも!?
家に帰ると娘は居なかった。
事前に作っていた合鍵を使い、部屋に侵入。
部屋の中は……変わり果てていた。
彼との交尾の画像が部屋中の至るところに貼られ、部屋からは尿や愛液の混ざった臭気がしていた。
「バレちゃったんだね」
娘はワシにそう、笑いかけた。
娘はその場で蹲り、ワシの逸物を扱きあげるとそのまま射精に導いた。
手慣れている。そのことに驚きながらも娘の手管に飲まれていく。
ああ、そうだ。娘を使ってエッチなことをしよう。
――それが、全ての始まりだった。
ロリ天まとめ。
章構成撤廃。
1話1万~4万字程度。
災厄編はまだ途中。
もうちっと続くんじゃよ。
別ルート思案中。
エターなる予備軍。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-27 10:44:36
371811文字
会話率:40%
彼の家の合鍵をもらった、それは再び甘い時間の始まりの扉をたたくことだった。
最終更新:2016-02-06 14:50:20
1484文字
会話率:32%
新米弁護士レイニーは、昨日、恋人のジュリアンと別れたばかり。仕事が終わってマンションに帰宅すると、昨日合鍵を返させたはずの彼が待ち構えていた。彼はまるで別れ話なんてなかったかのような、平然とした態度。一体どういうこと、彼は何を考えているの?
――別れ話からはじまる、気分屋変態ストーカー紳士×八方美人キャリアガールの攻防戦。インテリだけど性格的には欠陥だらけの二人は、セックスと精神分析を通じて仲直りできるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-30 21:45:46
208644文字
会話率:34%
名だけ可愛い般若面のミイタが、恋人となったオルカに合鍵を渡してしまったお話。やり過ぎだ!我慢覚えろ。この馬鹿が!と言うお話。
最終更新:2015-06-30 23:00:00
2792文字
会話率:62%
九月初旬、企業のオペレーターをやっているあたしは街の目抜き通りを歩いて部屋に帰り着いた。中には合鍵を作り合っていた彼氏の祐三がいて、料理をしている。インターフォンを押し、彼の応答を聞いて室内へと入っていったのだが……。
最終更新:2011-09-01 14:54:21
2632文字
会話率:45%
少々草食風の和成と、肉食系になった絵里は、恋人同士。最近の絵里の行動は挑発的で、和成の下半身はエレクトしっ放し。そろそろセックスしそうな予感をビシバシ感じている和成だったが、ある理由でちょっと踏み切れないでいた。ある日、和成は「アイロイド
」という性行為専用のレンタルアンドロイドで練習しようと「アイロイドの『みゆ』」を部屋へ連れ込んでセックスの練習を開始したのだった。そこへ毎日でも和成に逢いたくて仕方がない絵里が、密かに作った和成の部屋の合鍵でドアを開けて部屋へそーっと入り込んだ……。SFタッチで官能小説を試みた、僕の初めてのエロ作品。果たしてこの作品は、読者様に興奮を与えられるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-23 01:24:02
50047文字
会話率:38%
一つ年上の短大生の彼女は、なぜか昔住んでいた廃屋の合鍵を未だに持っていた。僕たちはある日、こっそり侵入すると・・・
最終更新:2009-01-02 17:05:14
3050文字
会話率:12%