大学生となったカズトは恋人の村瀬と同棲中。毎日がイチャイチャの甘い生活♪
と思っていたのに現実は仕事に学校、バイトとお互いにすれ違い気味の忙しい日々。それに村瀬の過保護な態度をうれしいけれどちょっと重たく感じていた。
ある日、カズ
トはバイト先の老舗旅館にやってきた若手俳優の志岐誠也と出会う。失顔症の影響で自分のことを知らなかったカズトに興味を持つ志岐。カズトにあからさまに迫る志岐をなんとか避けていたら、彼から衝撃的な告白を聞く――。
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ひいろあきの(勝手に)広島BL三部作のご紹介
・男子高校生と路面電車車掌の初恋物語
「君がくれた世界」
(第10回B-PRINCE文庫新人大賞 奨励賞受賞作品)
・真夏の広島で出会った少年と亡き兄の恋人との五年間の軌跡
「リコリスの咲く夜空のしたに」
(第11回B-PRINCE文庫新人大賞 優秀賞受賞作品)
・タクシー運転手とビジネスマンのセンシティブロマンス
「輝く海を見に行こう」
(2017年開催 天下分け目のBL合戦!【秋の陣】徳間書店 キャラ文庫賞 最終候補作品選出)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-15 09:42:25
118689文字
会話率:45%
広島の中学生、平野航平は八月のある日、亡き兄の墓参りで喪服の男、笹木智秋と出会う。笹木が兄の友人だと知った航平は、家出をして突然遺体となって戻ってきた兄の死の真相を知りたがる。笹木から兄の東京での暮らしぶりを聞いた航平は、笹木が兄の恋人だ
ったと気がつく。
二人は周囲に内緒で、毎年八月に兄の墓参りに行くことを約束する。
そして二人が出会って五年――。
広島に訪れるたびに逞しい大人の男へと成長していく航平。その姿を笹木は眩しく見守りつつも、この先、航平には会わないほうがいいのではと思い悩む。
航平も笹木に対する想いが年上の男性への憧れだけではないことに気づく。
このまま逢うべきなのか、それとも離れるべきか。揺れ動く二人の心の奥深くにあるのは、忘れられない兄と恋人の存在……。
そして航平は決心する。この想いが本物かどうか。
それを確認するために航平は、兄と笹木が過ごした東京へと旅立つ――。
※この作品はエブリスタにも掲載しています。
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本作は2016年に発表した「朝顔のゆれる空のしたで」「リコリスの咲く夜空のしたに」を投稿用に改編したものです。
皆さまの応援のおかげで、第11回 B-PRINCE文庫新人大賞 優秀賞をいただくことができました。本当にありがとうございました!
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ひいろあきの(勝手に)広島BL三部作のご紹介
・男子高校生と路面電車車掌の初恋物語
「君がくれた世界」
(第10回B-PRINCE文庫新人大賞 奨励賞受賞作品)
・真夏の広島で出会った少年と亡き兄の恋人との五年間の軌跡
「リコリスの咲く夜空のしたに」
(第11回B-PRINCE文庫新人大賞 優秀賞受賞作品)
・タクシー運転手とビジネスマンのセンシティブロマンス
「輝く海を見に行こう」
(2017年エブリスタ開催
天下分け目のBL合戦!【秋の陣】徳間書店 キャラ文庫賞 最終候補作品選出)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-28 19:10:00
90988文字
会話率:42%
故郷の広島でタクシー運転手をしている月見里優弦(やまなしゆづる)。
彼は二年前、当時付き合っていた人との突然の別れに傷つき、東京から戻ってきた経緯を持つ。
ある夜、オフィス街で客待ちをしていた優弦に、東京から長期出張で広島に滞在してい
る櫻井雅樹(さくらいまさき)が声をかける。
気さくに話しかけてくる櫻井が印象に残った優弦。櫻井は優弦に、これから深夜残業の時は迎えに来て欲しいと依頼する。ふたりは客とタクシー運転手として接するうちに互いを意識しあうようになり、やがて櫻井は優弦に想いを告げる。
優弦も戸惑いながらも櫻井の想いを受け入れるが、初めて二人で抱きあった夜に、櫻井のコロンが以前の恋人が愛用していたものと同じだと気づき、それから彼に昔の恋人の影を重ねるようになり……。
「君がくれた世界」「リコリスの咲く夜空のしたに」に続く、ひいろあきが勝手に名付けた広島BL三部作の完結編です!
(「リコリスの咲く夜空のしたに」は現在非公開中です)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-02 21:35:06
132840文字
会話率:42%
珍しく雪が舞った日。仕事帰りの藤堂大地は、海を眺めながら思いふけっている青年と出会う。
青年の名前は優と言い、海を眺めながら涙を流していた。
そんな優が気になり、大地は声をかけるが、優は大地を冷たくあしらう。
だが大地はそんな優を怒ったり軽
蔑したりしなかった。
身寄りも家もない優を大地は自宅に招いた。
大地の中で優は昔の自分と似ている。だから放っておけなかった。
心に大きな傷を抱えた優。大地を過ごす事によってその心も徐々に癒えていくが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-18 10:49:23
44395文字
会話率:53%
たった一言、おまえに好きだと言えばよかった……。
職務中の事故に遭い、意識不明となってしまった花柳美咲(はなやぎみさき)。
死を意識した瞬間、脳裏をよぎったのは高校時代、傷つけたまま卒業してしまった佐久間希望(さくまのぞむ)の姿だった。
おれの身体はもう動かない。心音が止まれば、おれの身体は冷たくなり、焼かれて灰になってしまう。そのまえにおまえに逢いたい――――――。
センシティブラブストーリー。前、中、後編で連載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-19 14:26:44
61501文字
会話率:36%