全寮制男子校、1年の僕、砂原アキラ。
心のなかで想うだけに留めているクラスメートの時生馨(トキオ カオル)への恋を毎夜僕の相棒にぶつける日々を過ごしていた。
いつものように馨くんを想いながら、右手を忙しくさせながら自室に寝転んでいた。
終わ
ったあとには諸行無常....いわゆる賢者タイム。
後悔の呟きに答えてくれたのは僕の相棒で?!
ええ、ギャクです。軽いギャクなので軽く読み捨ててやってください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-24 18:03:06
13385文字
会話率:14%
人に似通い過ぎたアンドロイドに、誰もがのめり込んだ。永遠にじぶんを裏切らない命なき生き物。そんな温かな機械に強く依存した人々は、ふたりでひとつのものに生まれ変わるために、愛しい彼らを連れて母なる海へ身を沈めた。人間の欲に付き合わされるアンド
ロイドも大変だなと思っていたが、最終的にどうやらおれも同類らしい。あいつのしぐさが、おれの心をざわめかせる。おれを呼ぶあいつの声が、何度も頭に響く。――あなたは選ばなければならない。そう言われて選んだ先に、本物の明日が待っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-25 19:00:00
84549文字
会話率:43%