日本有数の歓楽街で現役ナンバーワンホストとの呼び声高いコウキは、自分の『誕生日営業』で過去最高の売り上げを叩き出し、最高の気分で家に帰ったのだが。──そこは何故か異世界だった。
年に数人異世界人がやってくるという異世界人慣れした世界で特別扱
い一切なし!
男女比7対3という生態系バランスが大きく崩れているその世界で、再びホスト時代の生活水準を取り戻し、自分の人生設計を変えずに生きていくためにコウキが選んだ職業は──。
巨大な猫を被った外面の良い王子様風イケメン×お金大好き接客のプロ
※主人公の職業柄、前半はほぼ毎回何かしらの性的表現があります。
苦手な方はご注意下さい!
アルファポリス様でも同時公開。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-06 21:17:02
277255文字
会話率:25%
朝起きてクローゼットを開けたら奥に恐ろしく美形な男の人がいました。
取り敢えず、どうしたらいいのか分からなかったので「Nice to meet you 」と笑顔で言ったら号泣されました。
泣かしてしまったことに混乱して手を伸ばしたらそ
のままクローゼットの奥へ……。
そして、外を見たら月が二つありました。
……あぁ、はい。これ完璧に異世界ですね。
このお話は、美醜が逆転した世界のせいでとても、いや、ものすごくネガティヴな美形な(地球的には)男たちと美醜逆転世界なのに何故か平凡顔が美形と言われる謎な世界に迷い込んだ平凡顔の女子高校生の逆ハーレムファンタジーである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-14 00:00:00
84615文字
会話率:38%
あたしは7対3の割合で男の多い世界に落ちた。
名を『ロンゴメリア』という。
「マユキ、契約しないか?」
その男はあたしを一瞥したあと少し考えてから「私はね、女が大嫌いなんだ。キミの生活の面倒をみるその代わりに、契約上の結婚をしてはくれな
いかい?」と満足気に微笑みかけてきた。
多重婚のあるこの世界で、クレイグ・ウォッシュバーン公爵の提案に、右も左も分からないあたしは、ゆっくりと頷く。
☆
花街に入る入り口で子どもが引きずられ暴れ叫んでいる。
10歳前後の子どもが、多くここに連れてこられていた。
ちょうど花街に売られていくところなのだろう。
「……ねぇキミ、あたしと結婚する?」
私は足を止めてその子どもに声をかけた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-13 00:54:59
5346文字
会話率:27%