ある頃男が自殺で死んだ。現世に残されたのは息子一人となった。
自殺の原因となった××社長はそれを悪びれることなく葬式上で男の死を嘲笑したのだった。
その××社長は、数年後新事業を展開し成功を収めた。
そして妻との間に子を儲け一児の親となっ
た××。
比較的幸福な人生を歩む××であったが、ある懸念があった。
「この会社が乗っ取られる不穏分子が現れるのではないか」
人を突き落として成りあがった人種である男は、そういった人種に対する対策を講じ
社内独裁を完成させる。
その数年後、仕事に家庭に尽力する××の元に
タナカという新入社員が入社してきて―――
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-09 00:40:22
17900文字
会話率:10%