勇者が魔王を倒して150年。
王都には「勇者の子」って呼ばれる魔法を生まれ持った人間がゴロゴロいる。
王都の下町の青年ユージーンは、自分が「勇者の子」だとバレたくなくて、ひっそり暮らしていた。
…はずなのに、気付いたらイケメン騎士に粘着され
たり、幼馴染が次の魔王(予定)だったり…
ユージーンは、穏やかな生活を取り戻せるのか…?
(初回のみ0〜3まとめて公開、ほぼ毎晩0時投稿です)
(なんでR18に置いてるのかってくらい性描写・残酷描写は少ないです
書いてる途中に迷った結果、こちらに置いてます。悪しからず…)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-17 00:00:00
91249文字
会話率:45%
旧題【黒腕エルフと金色の魔眼】
【解析の魔眼】そして【真理の錬金術】という二つの奇跡を持って生まれたエルフの少女、ユリ。輝ける栄光の日々が約束されていた筈の幼い少女は、運命の悪意によって薄暗い牢獄に囚われていた。
謂れの無い暴虐に晒され、
命の灯を儚く吹き消されようとしていたとき。そこに現れたのは純白の翼を持った光輝の堕天使、名をマナフェルと言った。
魔眼に宿ったテンガという男の魂が、エルフの少女に成り代わり錬金術の極意を行使する。マナフェルに救われたユリの命。自分の主人であり、宿主であり、かけがえのない半身であるユリ。その命の対価を払うため、堕天使の望みを叶えるべくテンガはその言葉に従うほかなかった。
「とりあえずテンガ君には、魔王になって貰うっす!」
この堕天使は、一体俺に何をさせようと言うのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-28 00:37:33
120058文字
会話率:45%