吾輩は女神である。
などと有名文豪の言葉を引用してみたが、事実なのだ。
なぜなら現在の私は男――なんでやねん!
まあ、理由はわかっている。
忌々しい魔人や人間どもに殺害されたために転生を果たしたからだ。
そして無事に転生を果たし
たかと思ったら性転換していたという事実。
エロい同人誌じゃあるまいに、こんな事実はフィクションだから許されるのであって自分の身に起きたとしたら結構ショックっ!
まあ、だからと言って私は絶望してふさぎ込んでいるだけではない。
転生に失敗したのならもう一度やり直せばいい。
人間の女を孕ませてそこに転生すればいい。
……え? 鬼畜? 外道?
そもそも人間なんて鬼畜で外道な存在なんだから気にする必要なし。
あいつらの醜い本性なんて一〇〇〇年前からまったく変わっていないんだから問題なし。
目指せ完全復活!
しかし、そんな私の前に立ちはだかる強敵たち。
我が前に立ちはだかるのは因縁の相手。
三メートル近い巨体。筋肉隆々でフル〇ンの不当解雇された男。
獣の肉体を持ち合わせ、二本のチ〇ポを持つ家庭崩壊した男。
霊的な分身体を生み出す妻を寝取られた社畜の男。
……全然関係ない上に強いのか、かわいそうなのか、わからない敵ばかり……。
まあ、それでも私の行く手を阻むのならなぎ倒すのみっ!
自分の完全復活のために好みの女は犯すだけっ!
己の目的のために善も悪も躊躇うな!
他人の決めた価値観など興味なし!
倫理観、道徳無視した問題作だけど興味あったら読んでくださいっ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-02 09:13:08
125589文字
会話率:28%
「へえ、俺とやりたいのか。いいよ、やろうぜ。泣いて縋って『もっと抱いてくれ』って言うまで堕としてやるから」
宝石しか愛せない使族(種族)のラムズに、王女のラピスフィーネは初夜を捧げることを決意した。好きでもない婚約者と致すくらいなら、愛す
る人としたい──そう望む心すら、彼の手の内に弄ばれたものだとしても。
後ろ2話は男側視点。
// 性欲のない悪役系人外と人間のお姫様の話。闇の女子向け。
//人間のお姫様は元々ラムズのことが大好き(崇拝してる)。ラムズは愛がないのでその恋心を利用してる。
//種族名は秘密ですが魔族とか悪魔とか食人鬼とかそのへんの悪いやつだと思ってもらえればok。
// 男キャラの行為や言動は一応優しいけど、心が冷たくて最低でずるい。クズ。
// 男キャラの見た目は人間と同じ。不老不死。
// 軽い吸血、食人行為あり。処女喪失。
// バッドエンドではないけどハピエンでもないかも? ほぼシてるだけ。
// *印はR18シーン折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-14 00:26:50
28549文字
会話率:56%