その昔、まだ鬼が人前に姿を現し、野山を駆け巡っていた時代。
とある村から『小桃』という娘が、鬼に生贄として捧げられた。
生贄というからには食べられるか、白無垢のその身を穢されるのだと思われた。
しかし、彼女は鬼の里に連れて行かれた
後、なんと結婚をさせられた。
おまけに夫となった鬼・ミシロに、初めて操を捧げる事となる。
そして、その鬼に酷く気に入られ、何度も愛を確かめ合う忙しい夜となった。
その後ーー。
抱き合い眠る2人の元に、突然他の男の鬼達が現れる。
話によれば里の”掟”により、ここに嫁いで子を成す行いをした女は、その後、"夫以外の男の相手"もするのだという。ミシロが長として相応しいなら、他の男にされて精が混ざっても、妻は長の子供を無事に宿すという理屈らしく、それが長である力の証明になるそうだ。
小桃に深く心を奪われ始めていたミシロは、その掟を彼女にさせたくないと迷う。
一方、小桃は迷いながらも、夫の彼を困らせまいとその掟に挑む事を決めるのだった。
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ミシロのライバル登場。一途な愛がNTRに打ち勝つ話。
『白鬼が今宵桃花の蕾に白酒を満たす』https://novel18.syosetu.com/n9198ix/の続きですが、今回は純愛から離れ、寝取られ防衛クエスト+逆ハーレム複数プレイ+男根観察+匂いそうな描写になります。それでも大丈夫な方はどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 23:44:05
5943文字
会話率:31%
口数の少ないOLが人間社会に潜んでいた鬼に見初められて、鬼の里へ連れていかれるお話
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※ヒーローはガチの鬼なので、ヒロイン以外には優しくありません。念のためタグをご覧になってください。
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202
3/02/18 ブクマ千件御礼!番外編投稿しました。
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2023/4/13 番外編を投稿しました。
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2023/11/30 番外編更新。残酷な描写(流血あり)タグを増やしました。ご注意下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 00:00:00
119889文字
会話率:30%
時は江戸の異文録。ある山奥の話。
未だ超自然的な存在があやふやに信じられていた頃。
村の狩人『克人』は、ある日『鬼』の生け贄に指名された。
鬼の里での『役目』は、子を孕ませる事。
一刻も早く役目を終わらせるために奮闘するが、女鬼にまとめ
て懸かられたり強力な薬を飲まされたりとトラブルは続く。
また、村に残された妻『梨菜』は村長に狙われ『邪術』という洗脳で一時は操られていたが、共になってくれた『くぬぎ』と鬼の里へと脱出を果たす。
しかし梨菜は復讐を望まずただ夫と平和に過ごしていたかった。
鬼と人の関わり、違い、様々に影響されながら、克人の生活は変わっていく。
鬼のお話ですが、某滅ぼす刃のキャラクターとはまっっっったく関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-30 09:00:00
158882文字
会話率:36%
しあわせを祈ります
番外編
いつも夏の終わりに旅から戻る流鬼が帰ってこない。何かあったのかと皆が焦る中、消息を携えた者が鬼の里を訪れる。
鋭鬼の冒険?です。
最終更新:2020-02-04 15:11:10
18310文字
会話率:17%
『しあわせを祈ります』と同じ世界観です。
鬼の里の新しいシリーズになります。
前のキャラクターは出てきたり、出て来なかったり、、、まだなんとも。
久鬼と重鬼は子鬼のころからともに育つ従兄妹。
重鬼は成長とともに久鬼を疎ましく感じるようにな
り段々と離れていく。久鬼が編み上げる糸にこめる願いとは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-05 12:04:08
26145文字
会話率:11%
『鬼を許してはならない』と祖母と母から何度も聞かされてきた。どうしてそんなに憎いのか、私は全く分からない。ただじっと聞いていたそれは、いつの頃かピタリと止んだ。中学三年に進級した最初の日、母が私に告げたのは「次の満月の日に鬼の里へ連れて行く
」という言葉で……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-20 10:36:21
6230文字
会話率:46%