時は江戸の異文録。ある山奥の話。
未だ超自然的な存在があやふやに信じられていた頃。
村の狩人『克人』は、ある日『鬼』の生け贄に指名された。
鬼の里での『役目』は、子を孕ませる事。
一刻も早く役目を終わらせるために奮闘するが、女鬼にまとめ
て懸かられたり強力な薬を飲まされたりとトラブルは続く。
また、村に残された妻『梨菜』は村長に狙われ『邪術』という洗脳で一時は操られていたが、共になってくれた『くぬぎ』と鬼の里へと脱出を果たす。
しかし梨菜は復讐を望まずただ夫と平和に過ごしていたかった。
鬼と人の関わり、違い、様々に影響されながら、克人の生活は変わっていく。
鬼のお話ですが、某滅ぼす刃のキャラクターとはまっっっったく関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-30 09:00:00
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会話率:36%