ラファ侯爵家の双子の妹として生まれたアストレイアには、六歳の時に一目見て恋に落ちた相手がいた。
その相手とは、このセブンスディス王国の第三王子、ヴィラジュリオ=ラス・セブンスディス。アストレイアが恋に落ちた相手は、一番次期国王に相応しく、そ
して最もその座に遠いと人だった。人々は、そんな彼のことを悲運の王子と呼んだ。
そんなヴィラジュリの運命を変えるべく、アストレイアはその持ちうる全てを持って立ち向かうのだ。
その結果が、裏切りと離別だとしても。
この物語は、好きになった人の幸せのために必死に頑張る元侯爵令嬢と、好きになった人に伝えたくても伝えられない想いを抱えた第三王子の長い長いすれ違いの末に幸せを掴む、そんな恋の物語。
※序盤に物語の展開上BLっぽい?BLに見せかけた?BLな展開がありますが、この物語は間違いなく男女間での恋愛物語です。
※アルファポリス様で全年齢版を先行掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 19:00:00
57515文字
会話率:33%
訳ありの元侯爵令嬢クラウディアは、人々が恐れる『レーデの森』で、妖精の『ニコ』『シエル』と共に薬剤師として暮らしていた。
それなりに平穏な生活を送る彼女だったが、ある日、傷だらけで森に迷い込んだ男性を介抱したことで、その男性、オスヴァルトに
想いを寄せられてしまう。
設定ゆるふわ。R18指定あり。
02/05/07追記
修正ながら、1話当たりの文字数を増やしました。
番外編・後日談を修正しなおしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-07 14:00:00
88340文字
会話率:29%