ロックバンドの『ヘンドリックス』は三人編成のバンドだ。ギターの竜一、ドラムの大介、ベースの幸夫だった。三人とも大学生で二十二歳だ。
幸夫には恋人がいた。やはり大学生の香奈子だ。
つき合ってひと月目に香奈子は幸夫のマンションの寝室でむす
ばれた。処女だった香奈子は痛かった。そのあと三回ベッドをともにした。
バンドの打ちあげで幸夫の部屋で呑もうとなって四人で飲みはじめた。酒の弱い幸夫がまっ先に酔いつぶれた。
香奈子は竜一と大介が帰ると幸夫の部屋に泊まるつもりだった。もちろんセックスを楽しんで幸夫の腕の中に眠る予定だ。つまり香奈子は竜一と大介に早く帰ってほしかった。
そんな香奈子に酔った竜一と大介がからんだ。キスを強要されて下着姿で踊らされた。
気づくと大介が男根を取り出して自分のお尻にこすりつけていた。香奈子はうろたえた。
「カナちゃんの小さなお尻に欲情しちゃってさ。口でいいからさ」
と大介が香奈子の頭をつかんで男根に押しつけた。恋人の幸夫に助けを求めようとしたがぐっすりと眠っている。
香奈子はどうすればいいかを考えた。大介は幸夫の大切なメンバーだ。幸夫はこのバンドに加えてもらったことをことのほか喜んでいた。わたしが大介を怒らせて幸夫がバンドを首にされたら幸夫は悲しむだろう。口でするくらいならいいかもしれない。
「ちょっとだけですよ?」
言いながら大介の肉根におずおずと口を寄せた。
そのあいだに香奈子のうしろから竜一が香奈子のパンティを引きおろした。
「なにをするんですか!」
「おれだってたまんねえよ。カナちゃんのアソコが見てえ」
「やンっ! やだっ! だめぇ!」
香奈子はお尻を手で押さえた。
だが竜一に手をどけられて尻たぶをかき分けられた。
「すっげーっ! カナちゃんの膣口とアヌスが丸見えだあ!」
「いやーンっ!」
「おいおいカナちゃん。おれのも忘れないでくれよ」
大介が男根を香奈子の口にねじこんだ。
香奈子のお尻では竜一がアナルを舐めはじめた。
「やンっ! そこはだめぇ!」
前とうしろから攻められて香奈子はどうしていいのかわからない。その間に竜一が香奈子のオマ×コにズブリと怒張をハメた。紅唇では大介のチ×ポをしゃぶらされている。
恋人の幸夫が寝ているすぐそばで香奈子は竜一と大介に射精された。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 20:40:59
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会話率:29%
母親がラトビア人の定光慶は、『日本人でありながら見た目が白人』というコンプレックスに悩んでいた。そこにズカズカと不躾に入り込んできたのは、若いながらも『奇才』と呼び声の高いアメリカ帰りの映像クリエーター・滝川新だった。 滝川のワガママ&セク
ハラまがいの攻撃に振り回される定光は、やがてグラフィックデザイナーの仕事も取り上げられ・・・。 『オルラブ』に引き続き、日本で普通に働いている男性達の日常。でも話が進んでいくに連れ、結構非日常。
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本作は、アメリカのオルタナティヴ系ロックバンド、ストーン・テンプル・パイロッツのボーカル・スコットが亡くなったことをきっかけに書き始めたお話で、キャラクターのイメージモデルとして、
瀧川新:スコット
定光慶:エリック(ストテンのドラムス)
この二人をイメージしながら書いたものです。 あくまで国沢の中のイメージを膨らませて書いたものなので、むろん話の中のキャラの性格や周囲の出来事は国沢の想像の中でのシロモノであり、ご本人達やその関係者には一切関係ありません。
私の中の”ラブリー・スコット”が活き活きと『生き残って』活躍する姿をどうしても書きたかったという暴走から始まったこのお話。サイトでは、2年間かけて連載をしておりました。
ぜひ最後までお付き合いいただければ、幸いです。
なお、この作品は、以下のサイトでも掲載しています。
自サイト:http://i-ao.sakura.ne.jp/novel/konotewo/konote01.html
エブリスタ:https://estar.jp/novels/25549025
カクヨム:https://kakuyomu.jp/works/1177354054891700215折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-29 22:14:08
491062文字
会話率:33%