歓楽街のバーで雇われバーテンダーとして働くルミナは、いつもと変わらない夜、ひとりの客を助ける。ピンク色の髪、両耳を痛々しく貫くピアス、冷たい表情は笑った瞬間に愛嬌が溢れだす――エムと名乗る不思議な青年は、身体を売って日銭を稼いでいると言う。
彼を憐れに思い部屋に連れ帰ったことから、ふたりの奇妙な同居が始まる。
誰にでも優しいのは無関心の裏返し。笑顔は寂しさを隠す仮面。
バーテンダー×ウリ専。
無気力ダウナーのルミナと、愛に飢えたエムの、過去とトラウマと「今」の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 21:00:00
31177文字
会話率:61%
2010年、関東某所。
ゴールデン街の片隅にある居酒屋「呑み処東雲」
店主の丈は、明け方のゴミ捨て場で拾った青年日夏と、奇妙な同居生活を始めることになる。
居酒屋のおっさんと行き倒れ男、個性豊かな常連客達が、わいわいしたりしなかったり。
う
まいと酒とうまい肴、拭えない過去とか誰にも言えない秘密とか。
「呑み処東雲」第二部。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-09 22:00:00
64546文字
会話率:59%
魚住兄弟のそれぞれの金曜日。「エロ」をテーマにした三編の掌編です。
魚住宵(しょう)…三男。高校生。臆病で甘えん坊。テーマ「お漏らし」
魚住侑紀(ゆうき)…次男。芸能人。ドM女王様。テーマ「ローター」
魚住睦月(むつき)…長男。サラリーマ
ン。生真面目で穏やか。テーマ「母乳」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-13 21:21:39
11532文字
会話率:57%
周りにはキャベツの家に住む可愛い青虫たち。僕はみかんの木に住む、むちむちな大きな芋虫。
ひとりぼっちで淋しいから、森に仲間を探しに行こう。
擬人化している昆虫BL
昆虫感は薄いはず。
芋虫受け
すぐに補食(性的に)されます
攻めはスズメバ
チ
タイトルは泣きっ面に蜂っぽいけど、ことわざのように不幸が続く話ではありません。はっぴー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-13 00:26:06
3543文字
会話率:33%
海のそばに二人で暮らす青年、卓郎と一美は大学時代の同級生。
夏も終わり秋が近づいたある休日、一美は卓郎を海へ誘う。
卓郎の子供の頃の恋愛話をしてくれと一美は言い、卓郎は渋々話し始める──。
海のそばのとある街の片隅でひっそりと暮らす恋人
たちの、定点カメラで撮ったような日常風景。
2017年秋のJ.GARDEN43で頒布された、青虫さん主催のお天気をテーマにしたアンソロジー「ウェザー・リポート」に参加させていただいた際の短編です
参加した7人の作家の作品には、主催の青虫さんの作中登場人物がちらりと参加しています(最後のほうに登場する「広田先生」がその方です)。
「お天気」というテーマ。そして「登場人物の行き来」(というのかな?)というお遊びを取り入れたとても楽しい企画でした。
自分にとっては人生初の同人誌参加となった、思い出深い作品の大切な一篇です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-02 07:51:32
8521文字
会話率:47%
ヴィクトリア朝イギリスによく似た国での出来事。義弟に想いを寄せる、後ろ向きな女の話。
最終更新:2016-03-25 01:21:34
154178文字
会話率:34%
新手の芋虫プレイ! いや、いくらアザとーがバカでも、本当の芋虫プレイは知っていますよ?
最終更新:2013-03-19 01:21:38
1070文字
会話率:38%