捧げた白い指輪はもう色褪せているだろうか。
口にしたささやかな願いも色あせただろうか。
抑えきれない情欲のままに長年恋い焦がれた男を抱いた皐月。
拒絶の言葉が突き刺さる。それでも愛することをやめはしなかった。
関東圏に支配を広げる極道
一家の跡継ぎ(だった)皐月と、若頭(になりたくなかった)俊介が小さな指輪に込めた願いを叶える、そんな物語
下剋上あるいは下克上∶地位の下の者が上の者をしのぎ、あるいはとってかわることを意味する語。
(出典∶コトバンク)
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下克上BL企画 参加させていただきます。
極道と言い張りますが、ふんわりした設定なものであまり考えないで読んでいただけると助かります•́ ‿ ,•̀
残酷描写は保険です。完全にないわけではないけれど、ひどい描写は私ができないのでありません。
*ATTENTION*
性行為時露骨な表現出す可能性あります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 12:02:09
103838文字
会話率:45%
俺ら2人が関東圏に行く前に撮った数あるうちの1つの話。
最終更新:2023-10-20 01:46:01
2886文字
会話率:40%
オメガの市居憂璃は同じオメガの実母に売られた。
北関東圏を支配するアルファの男、玉之浦椿に。
ガリガリに痩せた子は売れないと、男の眼で商品として価値があがるように教育される。
出会ってから三年。その流れゆく時間の中で、男の態度が商品と管理す
る関係とは違うと感じるようになる憂璃。
優しく、大切に扱ってくれるのは、自分が商品だから。
勘違いしてはいけないと律する憂璃の前に、自分を売った母が現れ──
はぴまり~薄幸オメガは溺愛アルファ~等のオメガバースシリーズと同じ世界線。
秘密のあるスパダリ若頭アルファ×不憫アルビノオメガの両片想いラブ。
Rシーンには*表示が入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 20:00:00
122480文字
会話率:28%
「東京ワイルドサイド ―夜をぶっとばせ―」から、少し後の物語。
男と黒椿組との間には和平がもどり、平穏な日々となる……はずだったのだが、雪乃の画策で、組にいた子で、主婦売春やクスリをやっている者がいる、との情報を男から受けて、いちどは解散し
た組の子らを集めて集会を開き、新たにバックアップ組織を作ることを提案する。それによって男と女(たち)の親密さは増し、関係は一段と良好になった。
だが、そのバックアップ組織からハブかれた元四天王の一人、涌井鮎美が陥った危機に、男は心ならずも巻きこまれていく。女を食い物にする、2つの田舎ヤクザが絡んだ、尋常ならざる抗争に分け入り、元黒椿組だった女をはたして男は救えるのか。
東京都下や隣県の地方都市を舞台に、凄惨な闘いが、新たに幕を開ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-13 23:41:40
54446文字
会話率:35%