婚約破棄を申し出たはずなのに、国境の町で家かって、気ままに暮らす私のもとに、元婚約者の王子が押し掛けてきた。
「俺と賭けをしないか?」
そう言った王子様は、なぜか私の家で一年同居すると言い出した。
「一年の間に君が俺に興味をもったら俺の勝ち
。少しの興味ももたなかったら君の勝ちだ」
いや、私神官としての仕事が楽しいし、恋とか結婚とか興味ないんですが。っていうか、婚約断りましたよね、きっぱりと。
だから私のことなんて諦めてほしいんです。
神官見習いである公女と、商会の事務員として働く王子様と獣人の子供のおかしな同居生活。
*獣人は人に近い姿で耳と尻尾が生えています。
※よく考えたら婚約破棄から始まる話
※アルファポリス、小説家になろうに全年齢掲載
※2/9 番外編終了しました
※021016 全年齢にのせていた拍手小話をこそっと追加折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-17 06:27:51
152222文字
会話率:33%
紫色の瞳の魔女は、世界を滅ぼす――
そんな伝承のおかげで、私、カミーユ=ブリューゲルは親に捨てられ孤児院で育った。
そしてその伝承のせいで孤児院の少年たちに襲われて、私はそこを逃げ出した。
それから二年。
私は男として、王都の魔法協会で事務
員兼魔法塾の先生見習いとして働いている。
女として生きる勇気のない私は、同僚に恋しながらも性別をひた隠しにしていた。
いつか私は、女として生きていくことができるだろうか?
でも私には、気になることがある。
隣りに部屋のお兄さんがやたらと話しかけてくるし、覚えのない傷があったり。
私のなかに私じゃない誰かがいる?
※「結婚まであとどれくらい?」から続くお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-05 00:46:09
6896文字
会話率:18%
「婚約って何のことですか?」のスピンオフ。本編読まなくても大丈夫になってます。
17歳の私、メリッサは医者を夢見て進学校へと通っていた。親はその夢を応援してると信じていたのに、勝手に貴族の屋敷で侍女の仕事を決めてきてしまう。
結婚なんて興味
ない、異性なんて興味がないはずの私は、ある日スリを捕まえた金髪の男性に心を奪われてしまう。
トロイさん。そんな名字しかわからない相手を探す手立てなんてなく、半ばあきらめていたのだけれど。
その恋は、突然嵐のようにやってくる。
※不定期更新。
※ヒーローの常識はずれています。でも本人はいたってまじめ。
※R18まではそれなりに長い。目標はらぶいちゃ的な折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-13 00:13:58
52574文字
会話率:23%
召喚魔法の失敗で間違えてよびだされてしまった私、相原みさき。
この世界にやって来て2年ちかくたち、私は19歳になっていた。
私を呼び出したモニカ様のお宅でメイドとして、エリーザ様ににお仕えし、充実した日々を送っていた。
けれど、お兄様のエー
リオ様にはどうやら避けられているらしい。
なのに同じ貴族の婚約パーティーに付き合わされる羽目になる。
ゴシップ扱う雑誌の書くことは決まっていて、私は見事に婚約者にしたてあげられてしまう。
いいえ私、エーリオ様には興味ないですから。
だいたいエーリオ様、私のこと避けているはず、ですよね。
※H30/6/15本編完結。番外編、拍手SSあり。
★H30/6/23 完結表示。★6/26 続きを別作品「結婚まであとどれくらい?」として連載開始。
★7/19 番外編連載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-26 23:18:00
198095文字
会話率:23%