アイラは呪いを掛けられた。それは誰かに「愛してる」と言ってもらわなければ死んでしまう呪い。
アイラがずっと片思いをしていた幼なじみの騎士ジェイクが呪いについて知り「それなら俺が毎日言ってやるよ」とアイラに愛の言葉を囁くようになる。それだけで
なくジェイクがアイラの手を握ったり「かわいい」と言うのでアイラは徐々に期待をしてしまう。だがアイラはある日聞いてしまった。
「え? アイラ? ただの幼なじみだよ。恋人? 違う違う! 妹みたいなもんだよ」
アイラを妹みたいと言ったジェイクはアイラが呪いを掛けられたのは自分のせいだから、と次の日もその次の日もアイラに「愛してる」と言いにくる。そしてとうとうジェイクには恋人ができるのだが、それでも彼はアイラに「愛してる」と言い続けると言ってきて…………!?
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あらすじには出てこないエリート魔術師と幼なじみ騎士と三角関係します。
※ご都合主義、ゆるふわ設定
※表現は控えめですが地震の描写があるので苦手な方はご注意ください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 20:00:00
141756文字
会話率:46%