歴代の魔王様がたは様々な姿かたちであらせられたから、今代の魔王様に平凡な私がくっついて生まれて来ても、誰も驚かなかった。魔王様の左腹に癒着した私は、いつ「邪魔だ」と殺されるか気が気でなかった。けれどいつしか、魔王様の付属品である私は、魔王様
に恋をして――。 ※バッドエンドです! 誰も幸せになりませんごめんなさい。でも後読感は悪くないかと思います。 ※最終的に愛はあるよ! ※2019/08/27 挿絵を付けました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-08 19:04:43
9412文字
会話率:30%