ノアはオランレリア王国に何にも恵まれず生まれた。ノアの両親はエヴラール辺境伯家から金を持ち逃げし、ノアを捨てた。残されたノアは両親の悪行を理由に蔑まれながらも、懸命に修道院で働きながら少しずつ借金を返済をしている。ノアは毎週、教会の礼拝にや
ってくる名門・騎士家の嫡男で美しく心優しいローレン・エドガーに一目惚れしていたが、十四歳で行われた第二性の検査でノアはβと診断されローレンはαと診断される。αのローレンとβのノアでは番になれないと知りながらもノアはローレンを好きになってしまう。同じ日にΩと診断されたエヴラール辺境伯家のマリクは、両親揃ってαと言うこともありΩという事実に苦しんでいた。癇癪を起こしたマリクを止めたローレンとノアをマリクは怒って修道院に閉じこめるが、それがきっかけで共同生活をするローレンとノアの仲は深まっていく。でも、マリクも態度とは裏腹にローレンが好きなようで、マリクとローレンは婚約するとの噂が持ち上がる…。
※αの美形騎士攻め×βと診断された不憫で健気な平凡受け
※R-18は※でお知らせします。
※7/11改題(旧タイトル:麗しのアルファと持たざる男の運命の恋)
※アルファポリスから転載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 18:24:28
151396文字
会話率:48%
スイは義兄に狂った愛情を注がれ、屋敷に監禁される日々を送っていた。そんなスイを救い出したのが王国最強の騎士団長エリトだった。スイはエリトに溺愛されて一緒に暮らしていたが、とある理由でエリトの前から姿を消した。
それから四年。スイは遠く離
れた町で結界をはる仕事をして生計を立てていたが、どうやらエリトはまだ自分を探しているらしい。なのに仕事の都合で騎士団のいる王都に異動になってしまった!見つかったら今度こそ逃げられない。全力で逃げなくては。
捕まえたい執着美形攻めと、逃げたい訳ありきれいめ受けの攻防戦。
※流血表現あり。エリトは鬼族(吸血鬼)なので主人公の血を好みます。
※予告なく性描写が入ります。
※一部メイン攻め以外との性描写あり。総受け気味。
※シリアスもありますが基本的に明るめのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 19:00:00
320930文字
会話率:60%
十八歳の誕生日、王族は一名の仲間を連れて魔獣を倒す儀式がある。俺(クリフ)も十八歳になったので、近衛騎士のジェフを伴って森へと出かけた。そのままタイトル通りのお話です。※お誕生日プレゼントに書かせて頂きました(遅刻)。おめでとうございます
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-26 11:55:13
3974文字
会話率:60%