イギリスの魔術師バルトはパキスタンからの依頼で失われた魔術の復元に手を貸すが失敗
被験者の少女を発狂させてしまう。
少女は手当たり次第に人を刺し、バルトはほうぼうのていでその場から逃げるが
気がついたときには少女もパキスタン人もみないなくな
っていた。
殺人犯の冤罪を着せられ、近年現れた「逃亡者の楽園」と噂のある
大西洋上の島国イェールに逃れるが、その国に住む魔術師である
デイム・ダスクはなぜか必死で少女の行方を追っていた。
デイム・ダスクはバルトに、自分がイェールに仇なす存在であることを告げられる。
帰る場所もなく、受け入れてくれる地もないバルトを
イェールの移民たちの自治責任者であるシュロという男が引き取ってくれるが
彼はバルトをペットとして愛玩したいという歪んだ欲望を持っていた。
シュロに監禁されながら、バルトは自分の運命を切り開こうとする。
※注意
主人公がすでに死んでいる・受けと女性とのベッドシーンあり・流血要素あり・ホラーっぽい描写あり
第二章は小説家になろうの方で連載しています。
https://ncode.syosetu.com/n6289gc/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-02 00:00:02
86764文字
会話率:31%