王弟の后妃として、宰相として、国に尽力してきたハロルドに、夫ダニエルから告げられた言葉は。
「大嫌い」「二度と顔も見たくない」
怒って離縁状を突きつける? 捨てないでと泣いてすがる? いやいや、ここは大好きな夫の願いを叶えてあげないと!
下手に実行力があるものだから、心づかいは明後日な方向に拗れることに――。
すれ違い夫夫の熟年離婚は回避なるか。
【4/21:シリーズにおまけSS追加】
男前の王弟(まっ黒)× 美形の宰相(ぼんやり)
※「春の短編祭2022」参加。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 17:00:00
27492文字
会話率:34%
アラーナが目が醒めたのは自分の寝台ではなかった。
「ここはどこ?」
知らぬ間に王の妾妃にされそうになっていたアラーナは、同じ寝台にいたのが王であるアルベルトで、自分を女として扱おうとしていることを知って驚いた。
だって、まだ自分は十四歳で、
身長の割りに身体の発育が遅く、まだ女にだってなっていないのだから。
そんなアラーナと、色々こじらせたヘタレ気味の王の恋物語。
無理やりぽくはじまりますが、甘い感じの話です。陵辱系ではありませんのでご注意ください。アラーナはまだ子供ですが、アルベルトは子供好きではありません。後半R-18になります。
完結しております。たまに番外編を投稿するつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-22 12:00:00
193358文字
会話率:45%