都の北側にある、蒼の杜には人を寄せ付けることのない、「赫の魔女」と呼ばれる者が住んでいた。
子どもの手遊び唄では必ず最後に懲らしめられる、いわゆるワルモノ魔女。
魔女は魔女らしく、人に交わらずひっそりと慎ましやかに暮らしていたのに、ある日突
然その平穏は一人の男によって崩されることになる。
「無垢」な第二皇子から、重ために、訳も分からぬうちに愛されちゃう魔女のお話。
「胡散臭いけど魅力的な男×絶対に落ちそうにない女」を書きたくて始めました。
一話単品で読んでも楽しめるような、全部読むとまた違った味わいになるような、寝る前のお楽しみになるような話が書きたいなという志だけは高いものを持ちつつ書きました。
「一年経っても〜」の過去の話に当たります。
https://novel18.syosetu.com/n9678ib/
シーンはゆるいちゃに☆、がっつりに★をいれます。
過去話になるとちょっと「残酷描写あり」かもです。直接表現はないので念のためのタグです。苦手なかたはご自衛いただければ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 22:11:56
82530文字
会話率:42%