「俺と別れてくれ」
「はい? 母国語喋ってもらっても?」
とある国の貴族の娘、トワ・クルス・ラベンディアは、魔力が欠片も無い女の子。彼女は、ある日とつぜん婚約者に婚約破棄を言い渡される。しかも婚約者は「聖女」に浮気をしていた!
聖女
とはこの世界にとって人気も人気のつよつよ存在。そんな聖女が浮気の相手だなんて、魔力無しのちんちくりんが勝てるはずもなく……。
その後、なんやかんやあって犯罪者に仕立て上げられ、追いかけられ、家は燃え、絶体絶命の大ピンチに陥ってしまう。泣き叫ぶも助けはこないし魔力が無いからどうにもできない。燃え尽きるのを待つのみ。
――そんな時、トワの耳が声を拾った。
「おじょーさん、俺が助けてあげよっか?」
これは額縁に囚われた男と魔力なし少女の、国と国を渡り歩く旅の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-01 07:00:00
49716文字
会話率:53%
精液を崇める終末論系カルト宗教の教祖の「僕」視点で進行する小説。この小説は全てフィクションであり、実在の人物・概念・団体名とは一切関係ない。また、主人公に対する自己投影や、作者の思想・信条などを反映することも一切行われていない。「僕」は「黒
色本」を読むことで「真実」を知り、カルト宗教の教祖となった。「僕」はカルト教団を「黒色教団」と名付け、世間はそれを「妄想教団」と呼んだ。「僕」は「黒色本」で世界が滅ぶことを知り、世界を救うことを決心する。この小説は普通のエロ小説ではないので、普通のエロシーンには期待しないでほしい。「」付きの言葉は「僕」の独自定義として読んでほしい(辞書的意味ではない)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-09 00:51:01
3038文字
会話率:5%
ノストラダムスの大預言。
1999年の7の月に人類が滅亡するという
20世紀末に世界中の感性の鋭い(何もすることがないヒマ人も含む)人々が恐れた危機があった。
もともとはフランス人の医師で占星術師のノストラダムスが著した『預言集』に載
っているとされていた。
その本自体は、何かてきとうな解釈不能な言葉の羅列で、そんな言葉を無理やりくっつけたり離したりしていてできた妄言じゃないか、と笑う常識人(日々の稼ぎにしか関心のないロマンのない輩)もいた。
そして、そんな輩の思ったとおり、何ごとも起こらず21世紀も順調に始まってしまっていた。
ヒマ人は、また別の終末論を探して、輩どもは「金、金、金」の毎日である。
しかし、実は、ある日本人の一人の青年の力で
その大預言の実現が阻止されたんだってことは誰も知らない。
ノストラダムスの大預言の実現を阻止した青年のちょっとヤバすぎるSFファンタジーです。宇宙レベルの過激な性描写のため18禁とさせていただきます。
※この小説は他のサイトにも重複投稿されております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-11 05:39:21
143940文字
会話率:57%