凪という名は母が付けたものだ。父親の分からない娘がどうか穏やかな人生を送ることができますように。
そんな願いを込めて付けられた名。それは凪自身の願いでもあった。静かに穏やかに。それだけを願って鬼使いの一族である宮藤家の片隅で息を潜めるように
生きてきた。
だが、一人の男の出現でその願いはあっけなく打ち砕かれる。
貴島要。竜を統べる一族の長は『欲しいのは俺の子を産む宮藤の血を継ぐ者だ』と言い放ち、宮藤の家から凪を攫うように連れ出した。
現代?異世界?ジャンルはよく分かりませんが、切な系ラブストーリーを目指します。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-02 09:48:15
314669文字
会話率:22%
『小説家になろう』様に投稿させて頂きました『軍神の花嫁』や『初恋と嫁き遅れ』シリーズのあれやこれや(要するにそれです)を投稿していきたいと思っております。
もちろん(?)R18ですので、苦手な方は要回避です。
最終更新:2018-08-13 08:13:58
46359文字
会話率:27%