男女ふたり(正確には四人)の大学生の恋愛を中心とした物語。
男女ともに、究極の恋愛を目指していることには変わりはないのだが、ふたりの愛情表現には違いがありすぎる。
龍平は愛情と肉欲を大きく突き放し、究極の愛を示そうと意気込んだが、姫
奈は愛の形と目合い欲し続けた。愛し合っていれば必然の沙汰だと信じて疑わない。
姫奈はその坦々たる倫理的な実を男が飲み込めていないことを悟っていたので、さらに根本な智慧の使い方を学ばせようと躍起になった。男の描いている『恋愛小説無題』をもっと趣のある話に変えさせるために、智も身体も注ぎ込んだ。
男と女は別れて暮らすことになり、特に男はは女にたいして萎えてしまわぬように、小説を使って真誠の愛を語り続ける努力をしたが、うまくいかない。
己の生き写しとして造り上げた斗真という男の動態さえ思う通りにならないのだ。
愛というものを定かにしていない龍平の描く『恋愛小説無題』とはどんな最後を迎えるのか⁉️折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-21 11:08:48
74798文字
会話率:20%
□あらすじ
現実に天井と行き止まりを感じてしまって動けなくなっている毎日。
週末、いつものように神社へ。
「女としてこれからも生きていかなければなりません。
しかし、現実にほしいものもあまりなくなってしまいました。
身体は老いていきます
。たいして生きる意味がないのに、死ぬこともできないです。
ですがこの命、精いっぱい生きてみます。
第六天様、おこがましいですが、みていていただけますとうれしいです」
第六天様にそう祈ったその晩、夢をみた。
「生(いのち)の真昼を過ぎて、刹那に生きるのも辛いか。」
――こっちだって、好きで生き続けるわけじゃない。
泣きたい気持ちで頷く。
「ならば、ワにすべて捧げよ」
そして、次の晩。
「起きたかな」
薄紫ががったいつもの部屋。
透き通るような女郎花色の髪を揺蕩わせて、ベッドの淵に美しい男が腰かけていた。
「笹鳴という。よろしく」
毎晩ではないし、会えるのは夢の中だけ。
第六天様への奉仕としての、笹鳴さんとの関係がはじまる。
▽本編はDLsiteにて
https://www.dlsite.com/girls/work/=/product_id/RJ01265510.html
登場人物
・笹鳴(ささなき)
第六天魔王配下の波旬。
背が高く瘦せぎす。腰下まである女郎花色の髪。糸目。
本来遣い役はとっくに終えた齢だが、
「他人の快楽を自らの快楽とする」主の命を受け、あなたの元に精をとりに通う。
・あなた
30代。お疲れ気味のOL。
あらゆるものへの熱が最近はちょっとおさまり気味。
美しい男が好き。現実で男性に愛される自信がない。
□ジャンル
ロン毛 長髪 白金髪 糸目 長身 怪異 悪魔 淫魔 神様 イケおじ ハート喘ぎ おっぱい責め 焦らし攻め クンニ 乳首責め 乳首舐め 乳首吸い 中出し キスハメ 正常位 種付けピストン 寝バック 後背位(バック) ロールスロイス 癒し
□PDF
A6/76P 約19000文字折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 15:17:17
12469文字
会話率:54%
旅先での思いがけない景色。
結ばれる二人。
ただ、
ただ
淡々と二人の目合いを……。
最終更新:2019-02-27 14:46:41
7786文字
会話率:32%