罪人が馬車で運ばれている。その罪人がこちらに手を伸ばしてきた。
「運命の番なんだから助けてよ!!」
ああ、そうだったな。
だが、お前が言ったんだろう。
「貧民の番なんていらない」
と――。
運命の番であるΩに捨てられたαがβに
拾われて幸せになった話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-20 21:00:00
4523文字
会話率:37%
運命の番に捨てられたαの久遠雅哉は失意の中で、運命を呪っていた。けれど、一人の青年を紹介され、彼の世界は再び色彩を取り戻していく。
「愛し方には、正解も不正解も、成功も失敗もありません」
そう笑うのは、二十歳下の美しいΩだった。
※タイト
ルに*がついている話はR18が入ります。
※夕凪様のTwitter企画『#シチュ設定丸かぶり創作ゲーム(最後のキス/背徳/乗り物の中/目隠し/雨降り/指輪)』、三度目の参加ですすみません。
「いつか離れる日が来ると知っていたのに〜βに恋したΩの話〜」の後の話のため、こちらを先に読むとネタバレがあります。
「いつかあなたのモノにして〜運命を信じないαに恋したΩの話〜」の五年前からスタートします。
他サイト(エブリスタ、アルファポリス、なろう(R15版))にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-20 20:55:45
39912文字
会話率:34%