現代に蘇った吉原、東京玉東。
きらびやかなそのまちで、美しく着飾った男たちが色を売る。
絢爛豪華な仕掛けを羽織って、八文字描いて練り歩く。
何百もの花魁が妍を競うこの花街で、その名聞こえたるは、菊野太夫。
世にも珍しき男の花魁である。
どん
な男もその深みにはまれば抜け出せなくなる「底無し沼」の通り名を持つ絶世の美男だ。
あらゆる男を掌中におさめ、夜毎夢の世界へ誘う彼のもとに、ある日、降り注ぐ陽光のごとき少年、秋二が現れる。
それが、恋売ることを生業としてきた彼の、本当の恋の始まりだったーーー。
(初稿2017.9 章数変更2019.8 大幅改稿2020.10 1部の全体改稿 2022.1
本編完結済、移転作業中。現在スピンオフと派生ルートを連載中)
【CP】
売れっ子の美形紳士(主人公)xクォーター年下ワンコ(リバ)
鬼畜サドのヤクザ(客)→美形紳士
など。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-07 16:34:23
202059文字
会話率:39%
長編BL小説『白銀楼物語〜太陽の子〜 本編』の番外編です。中編と短編を集めたもの。時系列です。
ネタバレしてますので、本編読了後の閲覧を推奨しています。
※=R18程度の性描写あり
作品は自サイト、『あなたの物語』にも掲載しています。
最終更新:2019-05-21 22:48:18
307128文字
会話率:61%