「君、後宮に入る気ないか?」
「あの俺、男ですけどーお断りします」
鳳凰伝説が残る麒鳳国の吏部で雑役として働く少年商迅は、侍郎に書簡を届けた帰り、明らかに高官らしい男にいきなりそう言われて断ったが無理矢理その男ー若き皇帝を支える宰相の部屋に
連れて行かれどうやら皇帝は男色家らしく跡取りも出来る状態ではないので男嫌いになるようにと何故か商迅が選ばれあれよこれよとしている内に後宮に入る羽目になったが、そこは男娼の魔窟だった・・・
不安定要素があるまま皇帝になったが凄腕皇帝×秘密持ち過去アリで皇族を憎んでいる少年折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-19 08:52:07
332文字
会話率:62%