アネットは父親であるバスチェス侯爵が自分を王太子妃にするという野望を果たすために媚薬を使った奸計を企てたことに怯えていた。そしてそれを阻止するために乳母たちの手を借り生まれ育った屋敷を逃げ出した。
追手に捕まりそうになったところを助けて
くれたのは王宮騎士団の騎士、スペンサー・グリフィス。そしてどういうわけかアネットは彼の生家であるグリフィス家に匿われることとなった。
グリフィス家の末の娘レシウスはアネットのことをお気に入りの玩具商会にある姉妹人形「レディ・エミリア」だと言い出すが、本名を告げることに不安のあったアネットは「エミリア」としてレシウスのそばで暮らし始めることになる。
『賢者の本棚』の少し前の時期のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 22:25:06
39275文字
会話率:42%
悪評高き侯爵の再婚相手に大抜擢されたのは多産家系の子爵令嬢エメリだった。
侯爵家の跡取りを産むため、子を産む道具として嫁いだエメリ。
お互い興味のない相手との政略結婚だったが……元来、生真面目な二人は子作りという目標に向け奮闘することに。
子作りという目標達成の為、二人は事件に立ち向かい距離は縮まったように思えたが…次第に互いの本心が見えずに苦しみ、すれ違うように……。
まだ恋を知らないエメリと外見と内面のギャップが激しい不器用で可愛い男ジョアキンの恋の物語。
***補足説明***
R-18作品です。苦手な方はご注意ください。
R-18を含む話には※を付けてあります。
・アルファポリスさんにも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-26 22:11:12
117788文字
会話率:31%
よった勢いで寝てしまった、生真面目な二人の、他人にとってはつまらない話。
最終更新:2015-08-20 01:30:53
4078文字
会話率:30%