ここ数年、ルオナーティは画業に励みつつ、度々感じる視線に悩まされていた。犯人は分からず、危害を加えられることもない。最初こそ怯えていたものの、画業に支障もないしまあ良いかと最近では受け入れつつある。そんなある日、ルオナーティの元に、王宮から
の遣いがやって来た。「ーーー宮廷画家?」「それほど、我が主は貴方の絵画を気に入っているのです」
✴︎無自覚天然色気おじさん画家(32歳)と画家が欲しい全知系執着ストーカー青年王(24歳)のお話。王×画家です。序盤は王がまだ王子、おじさんは青年です。
執着歪み攻めの予定が執着歪みスパダリ攻めになりつつあります。受けをじわじわ檻に閉じ込めたい。目指せハピエンモンスター!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 04:07:34
11144文字
会話率:34%
ぼくは戦場で負傷して本国へ戻った。昔によくしてくれた画家を手伝い、やがて宮廷に召しだされた。ぼくは画家としての仕事を全うしながらも、たった一度だけ。一度だけ、ぼくから足を奪い、友を奪った王の腕に抱かれたのだった―。
最終更新:2015-06-09 00:39:16
6471文字
会話率:29%