本作品は、重複投稿です。
日本神話をモチーフにした、ロリータファンタジー。
和邇雨一族に支配された幽国神領。この地では、兎神子と呼ばれる少年・少女達に、諸社領の領民相手に春をひさがせ、産まれた子を、皇国名家の養子に出す風習が続けられていた。
鱶見本社領の社にも、男女十二人の兎神子が暮らしていた。
此処に、『名無し』と呼ばれる、新たな宮司が赴任する。
神領の棟梁嫡子として生まれ、過酷な人生から自ら名を忘れた彼は、失われた子供時代を取り戻すべく、兎神子達に、束の間の子供らしい暮らしを過ごさせようとする。
一方…
諸社領の社では、黒兎と呼ばれる兎神子の少年達が、白兎と呼ばれる兎神子の少女達を解放するべく、暗殺組織『紅兎』を結成し、革命の時を伺っていた。
革命阻止を願う名無しと、彼を頭目にと願う紅兎達。
やがて彼らは、東西冷戦を背景に、占領軍と神領支配者達が密かに建設した、核弾頭基地を巡る諸大国の陰謀に巻き込まれてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-02 10:09:32
812122文字
会話率:42%
天の御柱を巡って男神と女神が出逢うとき、失われた古代の神々が新たに甦る――
美しき豊葦原の中つ国をめぐり対立する国津神々、黄泉神々、そして、天津神々。
古の約定に縛られる神々達は何を求めて今生に甦り、真向かうのか。
対立する神々により、神代
の記憶を持たぬまま、今生でも翻弄される恋人達。
「約定は、果たされなければならない」
「何度、私を裏切るの……?」
日本神話を基にした和製ファンタジー。2019.10.13アルファポリスで完結しました。
なろうで連載してましたが削除されたためお月様で再掲載します。
11.10完結しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-10 03:28:36
429444文字
会話率:30%
一年に一度の祈霊祭――彼の世からやってくる英霊たちを迎える役目を負う灯火の一族。その末端に籍を置くカガチは一族の異端であり、毎年誰にも選ばれずに祭りの期間を過ごしていた。しかし今年は出会いがあった。カガチを初めて選んだのは、全身黒づくめの英
霊だった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-08 14:31:06
7780文字
会話率:55%