七歳で魔窟と呼ばれるクライネルト家の本家にやってきたクラウス。優秀な彼はこの魔窟で独り、自身が心を閉ざしていることにも気付けないほど孤独な生活を送っていた。
そんなある日、とある使用人の孫であるアメリアと出会い、彼の運命が一変する。
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―彼の少し歪んだ愛と、まっすぐだからこそ、その「愛」に振り回される彼女。隣に居るのに心は遠く、すれ違って傷つけあうばかりの二人が、本当に幸せになるまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 22:32:56
153352文字
会話率:41%
その日は朝からいいお天気で、だからこそ余計に憂鬱だった。せっかくの週末なんだから、お出かけしたいのに……。でも、私の彼氏はウキウキと言ったのです。『史ちゃんに、最高の休日をプレゼントしよう!』と。
マイペースな彼氏に振り回される彼女のお話。
あまーいあまーい、すけべな短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-02 20:00:00
8536文字
会話率:51%
容姿とは裏腹に、やる事なす事が残念な見た目は王子様と、その可愛い口から飛び出る言葉は辛辣過ぎて毒舌姫と渾名がついた二人のあれやこれやそれ。六年お付き合いして、七年目がスタートする時、二人の関係が変化した。
本編完結しました。今後、直哉くんが
海に遊びに行ってはしゃいじゃう番外編を予定しております。
アルファポリス様にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-22 21:00:00
43857文字
会話率:62%
蜂の魂が刻まれた吸血鬼の一族の男は、人間の女が快楽に溺れるときに零す蜜を欲しがった。一族の王はあまりの欲求の強さに一族の秘密が露見されることを恐れて一族の男一人一人に蜜を与える花嫁、蜜人を与えることにした。強烈な色香がある日覚醒して娼館の地
下に閉じこめられた娘ルミリアは人間不信、特に男を怖がっていたが、一族の王候補シゼルの蜜人を指定されて、蜜人ばかりが集う学園に入学させられる。シゼルはルミリアの色香に惹かれるが、女王嫌いのため、惹かれるままに接していいのかと葛藤しルミリアを忌み嫌い始める。だがその葛藤も周囲によって打ち砕かれたり、狙われるルミリアの命の危険を自覚し、失う恐怖を抱き、恋を知らぬ間に抱き始める・・そんなシゼルに振り回される彼女は人間ではない吸血鬼になる恐怖と葛藤し、吸血を恐れ心を追い詰めていく・・学園恋愛物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-13 00:00:48
15498文字
会話率:25%