次代の女王として生きてきた王女アストレイアは、婚約者と妹の裏切りを目の当たりにして、ショックで魔力暴走を引き起こしてしまう。制御できない強大な魔力を封印したせいで視力を失い、世継ぎの地位を諦め、巫女王として〈聖地〉の北にある、雪に閉ざされた
尼僧院〈祈りの塔〉に向かう。山中で獣や刺客に襲われたアストレイアは、天と陰陽に導かれるように、聖地の僧兵、志愚(シグ)に救われる。盲目の巫女王と過去を奪われた若き僧侶の、禁じられた運命の恋。
*『陰陽の聖婚』と同じ世界観の、500年前の物語です。
*シリーズ未読でも読めると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-09 11:00:00
262702文字
会話率:50%
陰陽の調和を重視する世界。聖地〈禁苑〉は、陽を司る東の帝国の皇子と、陰を司る西の女王国の王女との、二百年ぶりの〈聖婚〉を決める。〈聖婚〉の皇子に選ばれた恭親王ユエリンは、東の龍種として西の龍種の最後の生き残りとなったアデライード姫を番として
守り、彼女を西の女王に即位させることを命じられる。修道院に閉じこめられて育った無垢で無力な姫を守りながら、女王国の実権を握るイフリート公爵を打倒し、〈禁苑〉の目論見通りアデライードを女王にすることができるのか――。
恭親王の過去の悪行については「渾沌の七竅」(完結済)。そちらを読まなくてもわかります。
*【姫初め2017】のエピソードを割り込み投稿しています。
*番外編はガルシア領の後日談。
*アルファポリスにも改稿の上、掲載を開始しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-19 11:46:08
1888066文字
会話率:45%
『九尾の狐の戦国史』シリーズ
https://novel18.syosetu.com/xs4806a/
第3作です。
ミリタリーだけど、チート部隊があれば、戦争らしい戦争なくてよくね?な物語
九尾の狐・玉藻前を吸収したおかつと、殺生石の
欠片が取り憑いたおこう。抜群の剣技と呪(まじな)いの力を持つ2人の娘。
盟友で武蔵国人の堀部忠久から依頼された任務は、忠久の娘・さえ姫の救出と関東管領・上杉憲政の誘拐。それを迎え討つのは、戦国屈指の剣豪・上泉信綱、そして夜叉を操る法力僧だった。
戦国の関八州の地図を大きく塗り替えかねない特殊ミッションは成功するのか?
『九尾の狐の戦国史』シリーズの第3作は、その顛末を描く奇書『堀部相国記』(通俗本)を現代語訳。
戦闘描写多めの活劇調。九尾の狐の増殖、戦隊化。
今作のエロは狐たちの百合に加えて、ハーレム展開? 史実では大敗の挙げ句に上杉謙信に関東管領を丸投げした上杉憲政を、ちょっと格好よく描く。
12月14日に13話で完結。
第1作『氷室郡戦役顛末記』 https://novel18.syosetu.com/n8072fw/
第2作『大沢宿繁盛記』https://novel18.syosetu.com/n8953fj/
第4作『江戸城燃ゆ』https://novel18.syosetu.com/n9724gj/
第5作『河越城奇譚』https://novel18.syosetu.com/n3848gt/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-14 23:00:00
78897文字
会話率:45%
セカイは斯くも残酷で美しい。
だからこそ、壊したくなる。蹂躙したくて堪らない。
神々による秩序の統治、そんなもの認めないし許さない。
「そんな無意味で無価値なセカイなど不要……だから、僕が壊すっ!」
天上天下唯我独尊。
周囲の評価など知
らないし、どうでもいい。
そんなものに縛られず、自由で身勝手に生きたい。
これはそんな破綻者として生まれた一人の超越者が、世界を相手に行う超身勝手な蹂躙劇―――
※この小説は、投稿主がハーメルンにて投稿している別作品のキャラの名前や設定が含まれています。また、読者様によっては不快と感じる描写が出る可能性があります故、そのあたりは自己責任でお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-12 20:45:25
3526文字
会話率:32%
ようやく冒険者稼業が軌道に乗り始めたフィグは、晴れて救世騎士団の正式団員となる。着任早々言い渡された任務は、無料でエログロ系のサービスを提供する場所、通称《楽園》の調査。色仕掛けまがいのことまでして《楽園》の情報を入手したフィグだったが、そ
れが全ての崩壊の始まりだった――
※シリーズ1作目がDeNIMO様より電子書籍化しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-24 08:00:00
178052文字
会話率:35%
漠然として、自覚のない発展を遂げた近未来。某県、勤木市立勤木高等学校の一生徒、御条慧卓は如何わしいバイトからの帰り道、紆余曲折を経て強烈な見た目のオカマと共に異世界へと召喚されてしまう。其処で彼が目にしたのは、落胆の色を浮かべた、美麗な女
性の騎士であった。
今、何処にでも居る凡庸な高校生が、ファンタジーの王道を突き進む。
当作品は小説投稿サイト、『暁』様と同時に投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-23 00:00:00
1013158文字
会話率:61%