妖精と共存するこの世界では、彼等に気に入られた人間だけが契約して力を借りることが出来ていた。
ルイスとオリオンもそれぞれ契約した妖精がいた。
ある時、ルイスの提案でお互いの妖精同士の対決をすることになったのだが・・・
「ふーん?今日の対戦
相手はアンタなの?ルイスが私のために用意した特別な相手だっていうから期待してたのに・・・風が吹けば飛んでいきそうなほどなよっちい奴が来るなんて、拍子抜けだわ?」
美しい少女の姿をしたリリーシュカは不満気に羽根をパタつかせた。
「あはは、そういうリリーシュカさんは聞いていたよりも、とても可愛らしい方ですね・・・正直に言うと、とても驚いてます」
リリーシュカの不遜な態度を見てもニコニコと笑っているエイベル。
そんなエイベルの態度に、益々苛立ちを募らせるリリーシュカは対決のルールを決める前に攻撃魔法を放つ。しかし・・・
「えーっと、どうしますか?まだやります?」
攻撃魔法の粉塵が落ち着くと、そこには後ろから羽交い締めにされたリリーシュカの姿が・・・。
自身の魔法が効かない相手に焦るリリーシュカと、そんな彼女を愉しそうに陵○していくエイベル。
エイベルの創り出した精神世界へと連れてこられたリリーシュカだったが、そこでは
エイベルの主人であるオリオンも加わり・・・。)
意地悪溺愛系妖精×高飛車ツンデレ妖精の、一方的な片想いから、両想いになるまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 08:34:37
16222文字
会話率:51%
冒険者を引退し衛兵となったマーク。
妻ライラと娘のミナの3人で暮らしていたが、ある日ミナが攫われた。
マークはミナを取り返すため、単身指定された洞窟に向かう。
無事ミナとは出会えたものの、マークは捕まってしまい・・・
評価やブクマ、感想あ
りがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-12 19:00:00
518771文字
会話率:46%