男性が絶対的な力を持つブルーム王国。
この国には、「女性は、初めて純潔を捧げた男性と結婚しなければならない」という古き法が存在した。
若き侯爵ゼン・アシュフォードは、歪んだ家庭環境で育ち、心に深い闇と孤独を抱えている。彼は、心優しいフロー
ラ姫に出逢い、激しい執着を募らせていく。
「…貴女は、俺のものです」
フローラが成人する16歳の誕生日の夜、姫への求婚が解禁される前に、彼女を力ずくで手に入れる。
暴力的な略奪から結ばれた、寡黙で独占欲と執着心が激強の侯爵と、その想いを向けられる心優しい姫。
絶望的な始まりから、二人の間に愛は生まれるのか?
これは、歪められた運命に翻弄されながらも、不器用に愛の形を模索していく物語。
※物語的に性的なシーンが入るのでR18にしてますが、エロ要素は低めです。
※挿絵ありとなっていますが、挿絵というより、一番下のあとがきに、主人公二人のイラストを載せてあるというだけなので、もし容姿が気になる方はご覧いただければと思います(*^^*)
画像をタップして、次画面の画像最大化というところを押すと解像度が高い画像で見られるようです。
あとがきは、小説の展開にも触れていますので、最初に見る方は、読まずに一番下までスクロールしますとイラストが出てきますので、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 22:22:01
180660文字
会話率:29%
長きに渡り対立していた人間国と獣人国。
お互いの頂点が代変わりし、終戦後、人間国のセチアは獣人国の騎士団長、ガルシアの元で両国の友好の橋渡しとして政略結婚で嫁いできた。
しかし、セチアもガルシアの自他共に認める仕事人間。
お互いの距離は縮ま
ることはなく。
しかしある日、ガルシアが第二夫人を娶る事になった。
自称出来る男(セチア)と誰もが認める出来る男(ガルシア)の間に愛は生まれるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 07:00:00
25726文字
会話率:21%
あの時から一歩も動けずにいる私と、永遠に来ないかもしれない待ち人を待ち続ける師の、ある夜の出来事から続く関係。
忘れられないはずのあのひとが、だんだんと遠くなっていく。
代わりに身体を重ねるごとに師への情は深くなり、欲も大きくなる。
この
情を、いったい何と呼べばいいのだろうか。
私は、彼に何を望むのか。
師は、私に何を望むのか。
「魔王のいる世界のいろいろな話」
第3話 魔王と弟子の、ムーンサイドにあたります。
http://ncode.syosetu.com/n1355ci/
20150307 完結
20150310 第3話「待ち人、来たりて」を加筆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-07 23:32:45
8520文字
会話率:40%